レンネットの代用品はこれで決まり!!家にあるモノで代わりにしよう

代用・食品

レンネットって聞いたことありますか?

チーズを作る時に必要なものなんですが、スーパーで見かけたことありますか?
見かけたことがない人が大半だと思います。

乳製品を手作りしてみたくても、ヨーグルトまでが自分でできる範囲かなと思いますよね。
このレンネットを使えば、自分でチーズを作ることができる代物なんです。

ところが、このレンネットはネットで買うことはできるものの、スーパーで手に入れるのは難しいのが現実です。

今回はそんなレンネットの代用品をご紹介します。
代用品によって様々な風味のチーズを作ることができますよ。

 

 

■レンネットとは?

そもそもあまり見かけることのないレンネット
どういったものなのでしょうか。

レンネットとはチーズを作る際に牛乳を固めるときにつかう酵素の混合物のことを言います。
擬乳酵素ぎょうにゅうこうそなんて言われることもあります。

ちょっと難しい言葉ですね。

タンパク質を分解する酵素の一種である「キモシン」が豊富に含まれていて、この酵素はタンパク質を分解する働きがあります。
牛乳に混ぜることで、牛乳が固まる性質があるため、古くからチーズの製造にレンネットは使われています。

「牛乳+レンネット=チーズ」というわけですね。

ンネットはまだ母牛からお乳を飲んでいる、仔牛の胃から抽出されるものが元々ですが、現在はカビや遺伝子組み換えなどの微生物から取れるものを利用していることが多いです。

古くは古代ギリシア時代の叙事詩に、植物性レンネットの説明が載っています。植物性のレンネットは現在ではほとんど扱われていませんが、イベリア半島やクレタ島のチーズ造りの伝統として使われているところもあります。

古代ギリシア時代とは、古くから使われていたのですね。レンネットはチーズを作るのに欠かせないものだということがわかりました。

 

 

■レンネットの代用でチーズが作れる?

先にもお話ししましたが、レンネットを手に入れることで自家製フレッシュチーズを作ることができます。

とは言え、スーパーで簡単に買えないレンネットを使うのは少し大変です。

そこで、自分でチーズを作る方法と、レンネットの代わりとなるものをご紹介します。

★ヨーグルトからでもチーズは作れる

ヨーグルトはあるのだけど、という場合はヨーグルトだけでもチーズを作ることができます。
作り方は簡単で、ヨーグルトを水切りするだけでフレッシュチーズが出来上がります。

水切りペーパーの上にヨーグルトを出して、ざるですように乗せます。
出てきた水分がこぼれないように、ボールにざるを入れておくといいですね。

ヨーグルトから出た水分ですが、「ホエー」と言って美容と健康にいいので捨てないでくださいね。
このホエーは高たんぱくで低脂肪、栄養も多く含まれています。
ホエー:牛乳=1:2で割って、はちみつなどで甘さを付けるとヨーグルトドリンクになります。

美味しい美容ドリンクですよ!
是非試してくださいね!

ヨーグルトを水切りしただけのフレッシュチーズだけでなく、レンネットの代用品を使ったチーズもそれぞれ風味が違って美味しくできます。

★代わり1 レモン汁・オレンジ果汁の柑橘の果汁

果汁はレンネットの代わりになる代表的なものです。
果汁に含まれる酸がレンネットと同じ働きをしてくれます。

1. 牛乳1,000mlに対しレモン汁60mlを少し入れて、鍋に入れ火にかけます。
2. 沸騰する前に火を止めてかき混ぜると、ポロポロとしたかたまりが出来てきます。
3. かたまりと水分を分けるため、水切りペーパーなどで濾していきます。

これで、カッテージチーズの出来上がりです。

水はヨーグルトの時に載せた「ホエー」なので、捨てずに料理やドリンクとして取り入れましょうね。

レモン汁でなくてもオレンジ果汁や、他の柑橘類かんきつるいの果汁でも同じものができますよ。
面白いのは果汁によって少し風味が違うところです。
・レモン果汁で作ればレモンの香り

・オレンジ果汁で作ればオレンジの香り
果汁でつくったチーズは他のものに比べて、きめ細やかなものができます。

風味が果汁なのでパンケーキに乗せたりといったデザートにおすすめです。

 

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. . あるお店で食べて、絶対いつか再現しようと思ってたこれ。 . . お仕事で、狂ったようにカッテージチーズを作ってた時に、『作る温度、通常は80℃なんだけど、50℃がクリーミーで美味しい』とわかり、試したらほぼ正解!でした。 . . ホントのカッテージは、脱脂乳から作られ、低脂肪ですが、手作りの時は低脂肪の牛乳は固まりにくくお勧めしません。 . . でも、100gで脂肪11gと普通のチーズの1/3以下なので、ヘルシーと言えるでしょう。 . . 今回はチーズを作る際に出るホエー(乳清)を使い、2番絞りのリコッタチーズまで作ってみました。 . そうすると1本の牛乳はあっという間に消費されます。 . . (材料) ✔︎牛乳500ml +200〜(リコッタ用) ✔︎酢  大さじ1.5 ×2 . . 作り方は動画へ。 温めて、酢を入れて、モロモロさせた後、漉せば🆗。 . . . このチーズ甘納豆、ワインと合うんだよね。 . . 5日間くらい持ちます。 . . 50℃が計れない場合は、良く手を洗って、指を入れて、6秒我慢できるくらいです。60℃だと5秒。 . . て、前に人から教わりました。でも、わたしの手の皮は薄いので、50℃でも5秒もたなかったわ。 . . 温度あげすぎちゃうと、固くなるので、低いくらいでお酢を入れて、ゆっくりかき回して、半透明の液体と分離すれば🆗です。 . . この手のモノは旦那は一口しか食べないのですが、クラッカーに乗せといたら全部なくなりました🤣 . . 是非試してみてください😃 . . #料理 #簡単ごはん #簡単料理 #やってみたら #おうちご飯 #おうち時間 #おうちごはんlover #cooking#stay home#親子丼 #塩麹 #料理記録 #時短レシピ# #おうちごはん#おうちご飯 #料理記録#cooking#cookingram #cookingtime #cookinglover #クッキングラム#料理写真#home made#料理教室#甘納豆 #甘納豆クリームチーズ #カッテージチーズ手作り #カッテージチーズレシピ #カッテージチーズ#再現レシピ

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★代わり2 クエン酸

クエン酸でも果汁と同じようにチーズを作ることができます。
クエン酸は果汁に含まれている酸と同じなので、出来上がり具合は果汁風味がないだけでほとんど変わりません。

最も特徴的なことと言えば、「安上り」であるということです。

チーズの作り方は果汁とほとんど同じです。
分量は牛乳1,000mlに対し、クエン酸5g程度を溶かしながら混ぜます。
クエン酸は食用として売られているものを使うようにしましょうね。

★代わり3 お酢・ビネガー

お酢、いわゆる米酢は酸味が少なく、牛乳のやさしい味が活かされたものができます。
酸っぱさが他の味を干渉することがないので、米酢でつくったチーズは料理にも合いますよ。

そのまま食べても、はちみつをかけてデザートとして食べるのもおいしいです。

逆にワインビネガーで作ったチーズは酸味が強く出るのが特徴です。

ワインビネガーで作ったチーズはサラダなどに乗せたり、クラッカーに乗せてお酒のおつまみとして食べるのも美味しいですよ。

 

モッツァレラチーズの記事についてもかいてますので興味ある方はこちら↓

 

 

 

 

■まとめ

レンネットとはチーズを作るときに必要な牛乳を固める酵素の混合物
● 果汁を使うと果汁風味のフレッシュチーズができる
● クエン酸を使うときは食用として売られているものを使う
● お酢は牛乳のやさしさが活かされた味になる
● ワインビネガーで作ったものは酸味が強いので、サラダやおつまみにピッタリ

レンネットのことがお判りいただけましたでしょうか?

チーズを作るのに必要なレンネットですが、代用品を使うことで個性が出せるチーズを作ることができるのも、自家製の面白いところです。

週末は自家製フレッシュチーズで、おしゃれな朝食もいいですね。

 

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