唐揚げやあんかけなどの料理に使われる片栗粉ですが、1回で多くの片栗粉を消費するには難しく、余った片栗粉がキッチンにある方も多いと思います。
残っているのを忘れて買ってきてしまった、最悪の場合はいつ買ったかわからない、そうなる前に片栗粉を使い切りましょう。そこで、役立つ大量消費レシピや、片栗粉の意外な使い道をご紹介します。
■片栗粉を大量消費したい!おすすめのレシピ
★すぐできる!片栗粉で簡単わらびもち
材料を鍋に入れて加熱するだけの簡単レシピです。小腹が空いた時やおやつにもすぐ作れるので、片栗粉があれば試してみてください。
<用意するもの>
・牛乳・・・300ml
・片栗粉・・・大さじ3
・砂糖・・・大さじ1
・トッピング・・・きな粉やココアなどお好きなもの
・氷水
1,鍋に片栗粉、砂糖を入れて混ぜてから、牛乳を加えさらに混ぜます
2,鍋を火にかけ、絶えず鍋底をかくようによく混ぜ続けます
3,温まってきたら火を弱め、水分が飛ぶまで火にかけながら混ぜます
4,丁度いい粘り気がでたらスプーンですくって氷水に落とします
5,水気を切って器に盛り付け、お好みのトッピングをかけて完成です
★型なし!材料3つだけで作るサクサククッキー
子供に大人気の卵ボーロは片栗粉を使用しています。片栗粉を使用すると、あの独特のサクサク感と、滑らかな舌触りのクッキーに仕上がります。
材料も少なく、材料を混ぜて焼くだけの簡単レシピなので、片栗粉を大量に消費したい方は作ってみてください。
<用意するもの>
・卵黄・・・1個
・砂糖大さじ2
・片栗粉・・・50g
1,卵黄と砂糖を混ぜ、片栗粉を加えてさらに混ぜます
2,オーブンを160度に予熱します
3,その間に、タネをひとまとめにしたら、丸めてクッキングシートを敷いた天板に並べます
4,予熱したオーブンで10分焼き、中まで焼けたら完成です
★小麦粉アレルギーでもOK!もちもちポンデケージョ
ポンデケージョはブラジル発祥で、キャッサバの根茎から作られるタピオカ粉を使い、もちもちとした食感が特徴のパンです。
ポンはパンを意味し、ケージョはチーズを表しています。子供も大人も癖になる味や食感はおやつにもぴったりです。
<用意するもの>
・片栗粉・・・100g
・ベーキングパウダー・・・小さじ1/2
・ピザ用チーズ・・・50g
・牛乳・・・50cc
・オリーブオイル・・・大さじ1
・卵(M)・・・1個(全量使いません)
・砂糖・・・小さじ1
・塩・・・ふたつまみ
1,片栗粉はベーキングパウダーと混ぜておく
2,卵と粉以外全て鍋に入れます
3,弱火にかけたりおろしたりして沸騰させないように、よくかき混ぜながらチーズを溶かします
4,チーズが溶けたら火からおろし、熱いうちに粉を入れ、まとまるまで混ぜます
5,卵をとき、耳たぶくらいの柔らかさになるまで、少しずつ加えて混ぜます
6,オーブンを180度に予熱します
7,8等分に分け、手で丸め、クッキングシートを敷いた天板に並べます
8,180度で15~17分焼いたら完成です
■大量消費できる!片栗粉の意外な使い道
スライムや粘土を作る
スライムは「水と片栗粉1:1」で混ぜれば簡単に作れます。普通のスライムと違い、力を入れると固まり、力を抜くと流体に戻ります。食品で作るため、安心して子供を遊ばせることができます。
バスボムを作る
「重曹・クエン酸・片栗粉2:1:1」を混ぜ、霧吹きで水を吹きかけるだけで、オリジナルのバスボムが作れます。
好みでアロマオイルなどを加えて楽しむことができ、材料も100均などで揃うので、ぜひためしてみてください。
lushのバスボムが好きなのですが、さすが毎日使うのは無理なので、自分で作ってみました。
重曹100g、クエン酸50g、片栗粉50g、好きな精油で香りつけ、
オレンジ色のツブツブは市販のバスソルトです。
今夜のお風呂で試してみます。 pic.twitter.com/FrQmf5YKTB— やまみん (@k14242mn) February 10, 2017
海老や牡蠣の下処理
元々は中華料理で使う下処理方法です。軽く塩水で洗い流した後に水気を切り、「片栗粉を大さじ2くらい」加え、よく絡ませるように混ぜます。
片栗粉が細かい汚れまで吸着してくれるので、塩水で片栗粉を洗い流せば、綺麗になります。
掃除に使う
お風呂やキッチンなどの水回りや、窓枠はカビが繁殖しやすく、水垢やぬめりが気になりますよね。
「片栗粉とハイターを1:1」で混ぜ、気になる場所に塗ります。
垂れやすい壁などはラップを被せ、数分放置させて洗い流します。片栗粉が垂れるのを防ぎ、ハイターがしっかり浸透して綺麗になります。
■片栗粉の大量消費をする上で気をつけること
片栗粉を使用した後の処理には注意しましょう。片栗粉は加熱すると粘度が増し、大量に水道に流すと詰まる可能性があります。
少量流す場合は問題ありませんが、スライムを作ったり、掃除で多めに余った場合は可燃物としてゴミに出すか、多めの水で溶き、水を流しながら少しずつ流しましょう。
■まとめ
料理で大活躍の片栗粉ですが、そんなに消費せず、賞味期限が切れていたり、早く消費したい時ありますよね。
おすすめの大量消費レシピは、材料が少なく簡単に作れるものをご紹介しました。
片栗粉は食べるだけでなく、遊んだり掃除に使えたり、幅広い活用法がありますので、ぜひ試してみてください。
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