漂白剤の一種「酸素系漂白剤」。
掃除や洗濯に使ったりしますよね。
掃除の方法を調べているとブログなどには「酸素系漂白剤を用意しましょう」と書いてあることがあります。
しかし、「そんなもの家に置いてないよ…」
となってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな困った時に役立つ『酸素系漂白剤の代用品』についてご紹介していきます。
酸素系漂白剤とはそもそもなんなのか、酸素系漂白剤の代表的な商品「オキシクリーン」の使い方など気になることも一緒にご紹介していきます!
ぜひ参考にしてくださいね!
■酸素系漂白剤とは?
★粉末タイプ
粉末タイプは液体タイプと比べて漂白力、除菌力が強力です。
アルカリ性なので油汚れも落とすことができるので、掃除に使うこともできます。
しかし、毛や絹などのデリケートな素材には使うことができません。
主成分は過炭酸ナトリウムです。
★液体タイプ
液体タイプは粉末タイプに比べると漂白力は弱いですが、毛や絹などのデリケートな素材を漂白することができます。
粉末タイプとは違い酸性なので、油汚れを落とす力はありません。
なので洗濯洗剤と併用して使われることがほとんどです。
主成分は過酸化水素です。
これは傷口に塗る消毒液と同じ、肌にも優しい成分です。
■酸素系漂白剤の代用になるものを3つ紹介
★オキシウォッシュ
オキシウォッシュとは、粉末の酸素系漂白剤の商品名です。
一般的な酸素系漂白剤と同様に衣類、食器の汚に使えるほか、水アカ、靴の泥汚れまであとしてくれる便利な商品です。
粉末だけでなく「ポンッ」と入れるだけの小分け袋もあるのでとても便利。
100均でも販売されているので、手軽に手に入れることができます。
★過炭酸ナトリウム
先ほども少し触れましたが、粉末の酸素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムです。
漂白剤として使用されるほか、洗濯槽内の洗浄にもよく使われています。
こちらも100均でも販売されています。
★セスキ炭酸ソーダ
テレビのお掃除企画などでよく目にするセスキ炭酸ソーダ。
御存知の通りお掃除に使うことができます。
酸素系漂白剤と比較するとアルカリ度は少し弱いのですが、十分に代用品として使うことができますよ。
■家庭で大活躍!オキシクリーンの使い方
「オキシ漬け」という言葉をご存知でしょうか?
洗うだけでは落ちにくい汚れを落とすために、オキシクリーンを入れたお湯に漬けておく洗い方のことです。
キャップ1杯のオキシクリーンを、40〜60℃のお湯に溶かし、漂白したいものを入れるだけ。
衣類のほか頑固な換気扇の汚れや、ヌメヌメした排水口の汚れまできれいに落としてくれますよ。
■オキシクリーンはアメリカ製と日本製どっちがおすすめ?
オキシクリーンには本場アメリカ製と日本製があります。
同じように感じますが、実は入っている成分が違うのです。
アメリカ製のオキシクリーンには界面活性剤と柔軟剤が入っており、日本製には入っていません。
界面活性剤は、普通なら混じり合わない水と油をつなげる役割をしています。
その力を利用して、汚れを落とすのです。
また、泡立ちやすいという特性もあります。食器用洗剤などがモコモコするのは界面活性剤のおかげです。
ただ、入っているものは違いますが、洗浄力はそんなに変わらないので、
・界面活性剤による環境への影響や、肌荒れが気になる方は日本製
がそれぞれおすすめです。
■まとめ
・粉末タイプは液体タイプと比べて漂白力、除菌力が強力
・液体タイプは粉末タイプに比べると漂白力は弱いですが、毛や絹などのデリケートな素材を漂白することができる
・酸素系漂白剤の代用品としておすすめなのは以下の3つ
【オキシウォッシュ、過炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダ】
・キャップ1杯のオキシクリーンを、40〜60℃のお湯に溶かし、漂白したいものを入れる「オキシ漬け」が便利
・オキシクリーンは、泡立つことで洗う楽しさを感じたい方はアメリカ製、界面活性剤による環境への影響や、肌荒れが気になる方は日本製がそれぞれおすすめ
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