健康やダイエット、美容にもいい話題のオリーブオイルを試してみたら、苦い!辛い!なんて感じたことありませんか?
中には臭いが気になる方も少なくありません。
オリーブオイルは地域や生産者によって大きく違い、独特の苦みや辛み、臭いを敢えて残す理由がありますが、それが好みに合わない場合があります。
消費に困ったオリーブオイルもひと工夫すれば、万能オイルとして活用できます。
そこで、オリーブオイルの苦みや臭いの理由や、癖をなくした使い方もご紹介します。
■オリーブオイルを飲むと苦いし辛い理由
若いオリーブの実を搾ったオリーブオイルには、ワインやコーヒーと同じ苦みのあるポリフェノールが含まれています。
そして、オリーブオイルのピリッとする辛みには、ポリフェノールの一種であるオレオカンタールというイブプロフェンと同じ作用の成分が含まれているため、刺激のある辛みを感じます。
酸度の低いオリーブオイルは若い実を使うので、苦みや辛みが強いものが多く、新鮮で栄養素が詰まっているオイルの証拠です。
健康効果や美容効果など様々なメリットがある有効成分なので、工夫して料理に使ってみましょう。
■オリーブオイルの苦手な味を解決してくれる使い方
★温かいスープ
ポリフェノールは加熱すると苦みや辛みが抑えられるので、苦手な方でも美味しく召し上がれます。
お好みの量を加えてみてください。温かいトマトジュースにひと回しするのもおすすめです。
★香辛料を入れた料理
辛みのある胡椒や唐辛子を使った料理との相性もよく、炒め油としても使用できます。
カレーなどのスパイス料理に加えれば、苦みや辛みを気にならなくなります。
#オリーブオイル なブログを更新しました
寒暖差が激しいですね。辛いものを食べたくなります。
唐辛子とオリーブオイルは相性抜群。
《美味しい牛筋&豆腐チゲ~オリーブオイルと唐辛子の意外な秘密》https://t.co/Mys9xMypaF pic.twitter.com/ZZC9dzPvdi— めっとこ®︎ @株式会社清州【公式】 (@mettoko_pjt) April 20, 2020
★苦みのある食材に使う
ピーマンや豆苗、ネギ類などの野菜や、魚や貝類など、苦みのある食材に使えば、オリーブオイルの独特の風味が消され、オリーブオイルが食材の苦みをまろやかにしてくれる効果もあります。
#1ツイートレシピ「豆苗とキャベツのアンチョビオイル炒め」
①豆苗は半分にキャベツはざく切りに
②オリーブオイルでニンニク、赤唐辛子、アンチョビを炒める
③さっと野菜を炒め塩コショウをしてできあがり!今晩はアンチョビール! pic.twitter.com/kKhPZbMyEk
— アサヒビール ASAHIBEER (@asahibeer_jp) January 21, 2016
★自家製唐辛子オイル
大量消費したい方は、自家製の唐辛子オイルにしておけば、イタリアンや中華など幅広い料理に辛みを加えられる調味料になります。
作り方も簡単なので、常備してみてはいかがでしょうか。
先日、島とうがらしとオリーブオイルで作りました。
辛いオリーブオイル。
作り方は、知り合いのイタリアンシェフに教えてもらいました。
お店においてある物より、辛く出来ました(^_^) pic.twitter.com/IVIxyTLytg— 新橋のガチャピン (@shimbashigacha) November 26, 2014
<作り方>
2,オリーブオイル150ccを熱し、火を止めてから鷹の爪を入れます
3,冷めたら、煮沸消毒した保存容器に入れて完成です
■オリーブオイルが臭いと感じるのはなぜ?
フルーティー香りや爽快な風味を感じるのもオリーブオイルの楽しみ方の1つですが、オリーブの種類によって青臭く感じるものや、癖のある独特な香りのものがあります。
特に高品質のオリーブオイルは強い匂いが特徴で、鮮度がいい証拠です。
元々香り高いものが苦手な方には、ピュアオリーブオイルやフレーバー付きのオリーブオイルがあるので、是非チェックしてみてください。
■オリーブオイルの臭いをなくす使い方
★香味野菜と合わせて使う
春菊やタマネギなどの香りの強い香味野菜であれば、生食でもオリーブオイルの臭いが気にならなくなります。
さらに、香味野菜は少々苦みが強いため、ほとんどオリーブオイルを感じなくなります。
授業が終わって夕ごはん。
生の野菜をバリバリ食べたい欲が出て、春菊と豆苗と新玉ねぎのサラダ。
麺つゆとオリーブオイルのまったりした味のタレがすごく合う。
お供は昨日開けたテンデンスのシャルドネ。
悪くないね。#ノンアルで家飲み pic.twitter.com/8ZZZ4cUk5V— エイブル (@loverabe) June 17, 2020
★食材の臭い消し
オリーブオイルの本場イタリアでは、魚介や肉類の臭み消しに使用するためにオリーブオイルを使用します。
オリーブオイル自体を味わうのではなく、食材の臭みを取るために、使用してみましょう。
★自家製フレーバーオイル
オリーブオイルにハーブを加えて香りを好みに変えられます。
少量料理に加えればハーブがいいアクセントになり、同じ要領でガーリックを加えれば調味料としても活躍します。
お好みでレモンを加えたり、色々なフレーバーを作れるので是非試してみてください。
<作り方>
2,しっかりハーブの水気を切り、煮沸した保存容器に入れます
3,オリーブオイルを容器に流し込みます
4,1~2週間寝かせると、より香りが出ます
■まとめ
オリーブオイルには美容や健康などにいい効果がたくさんあり、多くの方が食事に取り入れています。
ですが、香りや風味に癖があるのオリーブオイルもあるので、なかなか気が進まない方も少なくありません。
ご紹介した解決法を参考にして、少しずつ食事に取り入れてみてください。
フレーバーオイルや、唐辛子オイルは色々な料理に活用できるので、是非試してみてください。
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