お餅を作る時に必要な「もちとり粉」。もちとり粉を使うと、お餅をつく時にくっつかずに済みます。
ただ、そこまで頻繁に使う訳でもないので、常備していないご家庭がほとんどだと思います。いざ、お餅をつこうと思って、もちとり粉がないと困ってしまいますよね。そんな時は身近なもので代用しましょう。
今回は「もちとり粉の代用品」について詳しく解説していきます。
そもそももちとり粉とは?
もちとり粉とは、餅つきの時に手や臼にお餅がつかないようにするための粉です。別名を手粉とも言います。
昔は米粉を使っていましたが、最近では、コーンスターチや片栗粉を用いてもちとり粉を作ることが多いです。
粉物なので、開封後は冷蔵庫内で保存しましょう。常温保存してしまうと、カビが発生しやすくなってしまいます。開封後は賞味期限ではなく、色や香りを確認してから使用することをおすすめします。
もちとり粉の代用になるものは?
もちとり粉は身近なもので代用することができます。
ここではおすすめを4つご紹介していきます。
上新粉
うるち米から作られている「上新粉」。主に和菓子を作る時に使用する粉です。もち米よりも加熱調理後の粘りが少ないので、食卓で出るようなお米と似たような食感になります。
お餅を始め、和菓子やパンにも使えますよ。もちもちとした食感が美味しいです。
片栗粉
片栗粉なら常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。片栗粉は主成分がでんぷんなので、もちとり粉の代用にぴったりです。
買い出しから帰宅して餅つき後半戦だ!!!!!
朝は片栗粉使ってたけど、ちゃんともちとり粉買ってきたぞ!!!!!! pic.twitter.com/vHg35p7bof— 香牙埋葬済 (@kairu1829) December 28, 2019
片栗粉はとろみをつけるものなので、お団子などの和菓子、ピザ、パンなどのもっちりした食感のものには不向きです。
コーンスターチ
コーンスターチは、とうもろこしの種子からとったでんぷんが主な成分です。コーンスターチーはでんぷん類の中でも純度が高く、無臭です。料理にも幅広く使えますよ。
どうしてもあん餅が食べたかったんよ
北川さんと普通のご飯と違うもん作ったけど、
ちょっとおままごと感あって楽しかったんよ
調べたらまえだのもちとり粉の成分はコーンスターチやった、あたりまえだったりする? pic.twitter.com/uB1jIHd5QL— たべろう ฅ^ↀᴥↀ^ฅ (@tabero64) January 8, 2020
ただ、コーンスターチには多少の苦みがあります。和菓子など甘いお菓子を作りたい場合にはあまり向きません。それでも使いたい時は、量を調節してみましょう。
米粉
米粉は、うるち米やもち米を粉にしたものの総称です。なので、もちとり粉の代わりにもなりますね。
もち米から調味料まで自家製にこだわった #餅つき 。とてもいい場になりました!
毎回頭を悩ませるのが、もちとり粉。もちがくっつかないようにする粉なんだけど、売ってるものは原料がコーンスターチで遺伝子組み換え。
今年は米粉で代用しました。いける。#いとしまシェアハウス pic.twitter.com/jyvs4U9HC7
— いとしまシェアハウス (@itoshimash) December 29, 2017
米粉なら近くのスーパーにも置いていると思うので、気軽に入手しやすい粉物です。もちもちとした食感が出るので、お餅やお団子におすすめです。
まとめ
・もちとり粉とは餅つきの時に手や臼にお餅がつかないようにするための粉のこと。
・最近では、コーンスターチや片栗粉を用いてもちとり粉を作ることが多い。
・もちとり粉の代用品は以下の4つがおすすめ。
【上新粉・片栗粉・コーンスターチ・米粉】
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