学生の時は作図などでよく使用しましたが、大人になってからはコンパスの出番は少ないですよね。円を綺麗に描きたいけどコンパスがない、そんな時に役立つコンパスの代用道具をご紹介します。
■色々なことができる!コンパスの役割や正しい使い方を紹介
<円を描く>
2,コンパスの針をしっかり固定する
3,針を軸にして鉛筆の方に傾けゆっくり円を描く
<図形を描く>
コンパスは曲線や弧を描くことができる道具です。コンパス使って垂線、曲線、円など色々な方法で図形を描くことができます。
<垂線を描く>
基準となる直線に垂線を引く方法です。
2,長さを変えず点Bに針を置き半径を描く
3,描いた半径の交差する2点を定規で繋げれば直線に垂直な線が描ける
<長さを比べる>
2つの図や線を比べる方法です。一辺をコンパスで測り、直線としてメモし、合計を求めます。
1,Aの図の一辺の直線の端に針を固定し、もう一方の端に鉛筆の先が置けるまで広げます。
2,その長さを固定したままメモします
3,Bの図の一辺の直線の端に針を固定し、もう一方の端に鉛筆の先が置けるまで広げます。
4,その長さを固定したままメモします
5,上記を繰り返し、AとBのそれぞれの辺の長さの合計を求めることができます
■コンパスの代用品
★3本のペン
3本のペンを固定して円を書くことができます。定規で半径の長さを決め、輪ゴムやテープで固定すれば自由にかけるので、コンパスの代用品としておすすめな方法です。
ゆうちゃんこんばんはー
コンパスにねじあったっけ?
自分で作るのはどう?
シャーペンかえんぴつ3本と輪ゴム3つ
勉強お疲れ様です
いちごの飲むヨーグルトね pic.twitter.com/PZNk8krWxA— ごっちゃん (@gocchan0613) February 26, 2019
★2本のペン+メジャー
1本のペンを軸にしてメジャーを固定すれば、コンパスの代用品として使用することができます。メジャーのつまみに少し隙間があるので、ペンをその隙間に差し込みます。それを軸にもう1本のペンを動かせば自由な円を描くことができます。
メジャーテープがコンパス代わり。
ここからがスタートライン。#メジャーテープ #コンパス代用#コンパス pic.twitter.com/o7nzVtTdEX— Romi Studio【ロミスタ】@人生まるっとDIY (@studio_romi) July 5, 2020
★2本のペン+紙
紙の端に1本のペンを軸にするための穴を開けます。紙に描きたい円の半径の位置に印を付け、穴を開けます。その穴にもう1本のペンを差し込めばコンパスの代わりになります。なるべく丈夫な紙がいいので厚紙などがおすすめです。
★2本のペン+ストロー
ストローを5㎜幅にいくつか切ります。余ったストローに切ったストローを貼り付け、1本のペンをじくにして、もう1本のペンを貼り付けたストローに差し込めばコンパスの代用品として使用できます。ストローをしっかり固定して少し引っ張りながら描くと綺麗な円になります。
★2本のペン+クリップ
クリップの端に1本のペンを軸にして差し込みます。もう1本のペンをクリップの片側に差し込み、少し引っ張りながら円を描きます。クリップが複数ある場合は繋げて大きな円を描くことができるので活用してみてください。
https://youtu.be/rYEX8Vu5NO8 (6:11がクリップを活用した方法です)
★2本のペン
固定するものも、半径を固定するものもない場合ありますよね。そんな時は2本のペンのみで円を描くことができあます。1本は普通にペンを握ります。もう1本のペンは親指の付け根に固定し、紙を回せば綺麗に円を描くことができます。ポイントはペンをしっかり固定して紙を回すことです。よければ試してみてください。
★定規
定規の中でもごく一部のものに限りますが、穴の開いた定規を見たことがあると思います。あの穴はコンパスの代わりに使用するもので、1本のペンを軸にして、描きたい半径の大きさの穴にもう1本のペンを差し込み描くことができます。身近にあれば活用してみてください。
ローラメイト 定規にローラーが付き平行線を引いたり、コンパス代わりに円を描くことも出来た優れもの。昭和50年代
ローラーをローラとのばさない辺りは今風 pic.twitter.com/jnI1MFVT1k
— ナカムラブングテン (@nakamurabung10) March 30, 2017
★穴の開いた硬貨+穴の開いてない硬貨
穴の開いた硬貨と穴の開いていない硬貨をして円を描く方法です。穴の開いていない硬貨を固定し、穴の開いた硬貨にペン先を入れ、固定した硬貨に沿って動かします。大きい硬貨を使えば大きな円を描け、しっかり固定されるので綺麗な円を描けるので、コンパスの代用品におすすめです。
■色々な丸いものを使って円を描く
★ボトル
★セロハンテープ
ちょっと見て見て!
さっきの絵を清書しようと思って、
コンパスがなかったから近くにあったこれで代用しようとしたら、
なんと、ピッタリwww pic.twitter.com/DSJ0QE54bz— 超合金 キャンタ_DQX PomuMoko (@kiyomaruemon) July 14, 2019
★ペットボトルのキャップ
五色のとんがり帽子出来た〜!
リボンを接着したボンドが乾いて透明になったら完成。実はつばの型紙を作るのにコンパスが無くって困ったけど、ペットボトルの蓋とタンブラーの底で代用(笑)
急遽採用したわりにgoodなサイズだったわ。 pic.twitter.com/vrfGTElTzo— 高松ちい (@kleine494336) October 25, 2015
★空き缶
★丸いケース
若干線が失敗してるけど、ペン入れまで(笑)
円はルピシアの蓋が丁度良かったのでコンパスの代用をしました。 pic.twitter.com/ZpQKdXFlmg— ハナジロウ (@aptx8726) May 4, 2017
■まとめ
なかなか使う頻度の少ないものはどこに置いたかすらわからなくなりますよね。
肝心な時にないときは身近なものを使ってコンパスを作ると、描きたい円の大きさに描くことができます。
そうでない場合は円形のものを探して、それに沿って描くと綺麗に円が描けます。
紹介した代用品以外にもたくさんあります。身の回りを見渡して、色々な代用品をみつけて活用してみてください。
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