ホワイトリカーの代用可能なお酒はコレ!家で飲んでるお酒でも代用可能?!

お酒を作るという行為は、一歩間違えると違法行為になってしまうので、気を付けなければいけません。

大前提として、美味しくお酒を作って楽しむために、正しい知識を頭に入れておきまりょう。

基礎を学んだ後は材料の準備。

やはり果実酒を作るのに必要なのが、ホワイトリカーですね。

ご自宅で果実酒を作る時はホワイトリーカーを使った作り方が一般的です。

でも調べてみると、2L近くある大容量のものばかりで、ちょっと手が出ないですよね。

もっと身近な身近なお酒で作れないか、代用品の紹介と一緒に、法律などの基礎知識も交えてご紹介いたします。

 

 

■ホワイトリカーとは?

ホワイトリカーは焼酎に分類されますが、焼酎には、連続式蒸留れんぞくしきじょうりゅうで作られる甲類焼酎こうるいしょうちゅうと、単式蒸留で作られる乙類焼酎おつるいしょうちゅうの2種類があります。

米や麦、芋など原料の風味や味わいを楽しむ焼酎で、酒税法でアルコール度数が45%以下のものを乙類焼酎とし、何度も蒸留を繰り返すことで無味無臭に近く、酒税法でアルコール度数36%未満のものを甲類焼酎といい、ホワイトリカーは甲類焼酎に分類されます。

甲類焼酎は比較的リーズナブルで、鏡月、大五郎、JINROなど、お茶割り、サワー、酎ハイとしてお店で提供され、なにかで割って飲むことが一般的です。

いい意味で味も香りもないので、果実酒を作るのに適しているということなんです。

 

■法律で禁止?代用できないものや禁止行為

★自家醸造は家族内で楽しむ

これは当たり前ですが、基本的に自家醸造じかじょうぞうをしたものは販売してはいけません。

酒類製造免許や納税等の対象行為となるため、無免許や申請などを行わない場合、処罰されます。

おすそ分けくらいなら大丈夫という方もいますが、自分以外に例外として、同居の親族が消費するためという記載のみで、プレゼントやおすそ分けとしての行為は法律に明記されていないからです。

禁止とは言えませんが、安全とはいえません

飲食店の場合、お店で作った果実酒を提供することは認められていますが、年間の酒量が決められ、申請が必要です。

 

★使用できないもの

漬け込むものには色々あり、一般的な梅やレモン、リンゴなど果物を始め、トマトやゴーヤ、カボチャなどの野菜を漬けたり、意外なものを漬けて楽しむ方も多いです。

漬けるものを選ぶときに気を付けておきたいのが、漬けてはいけないものが法律で定められています。

大まかに、お酒の原料になるものは禁止になります。

ビールなどの原料になる米、麦などの穀物。ワインの原料のブドウ。

その他詳細に、国税庁のホームページに明記されています。

 

★アルコール度数の規定、密造酒扱いも?

法律では漬け込むお酒はアルコール度数20度以上と明確に決められています。

というのも、自家醸造はアルコール発酵をさせてはいけません。

お酒に含まれるアルコールは酵母菌という微生物がアルコール発酵させることによりお酒は作られますが、酵母菌は自然界にも存在し、意図していないのにアルコール発酵が行われる可能性がないとはいえません。

ベースのお酒がアルコール度数20度以上であれば、アルコールの殺菌作用で酵母菌を除去できるため、アルコール発酵しないので、酒税法ではアルコール度数20度以上を使うよう定められています。

また、甲類焼酎には、20度、25度、35度とあり、高いアルコールほど果実の成分が浸出を早めると同時に、劣化を防ぎ、保存性を高め、しっかり保存管理していれば特に賞味期限というものはありません。

 

★混ぜてはいけない?カクテルも?みなし製造で違反になる

酒類に水、同種類以外のものを混ぜた場合において、出来上がったものがお酒であるとき、新たに酒類を製造したものとみなされ、酒類製造業免許が必要になります。

例えばカクテルの定番、ジンフィズ

ジンをベースに、レモンスカッシュで割ればすぐできる簡単なカクテルです。

ジン(酒類)をレモンスカッシュ(水、同種類以外のもの)を混和したことになるので、酒類免許が必要になりそうですが、消費の直前においてはこの規制を適さない、と記載され、作った後にすぐに飲めば問題ありません。

ということは、長期漬け込む果実酒のベースとして、お酒を混ぜる行為は免許なしではできません。

果実酒を作る時、ベースとなるお酒は1種類のみとなります。

 

 

■ホワイトリカーの代用

★ウォッカ

ウォッカは癖がなく、香りもほとんどないので、果実酒を作るのにとてもおすすめです。

ウォッカベースのカクテルにあるように、柑橘系や酸味のある果物がよく合います。

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★焼酎

焼酎は甘口辛口の好みや、原料の香りや風味を楽しむものなのですが、自分好みの焼酎を使うことで、美味しく仕上がります。

好みの焼酎と、漬け込むものの相性次第ですが、冒険できて飲むのが楽しみになりますね。

 

★ウィスキー

ウイスキーもその味わいの幅が広く、スコッチ、バーボンなどなど、それぞれ合うものと合わないものがあるかもしれません。

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★ブランデー

ブランデーはカルヴァドス(りんご)、アプリコットブランデー、チェリーブランデーなど、元々果実の香りや風味が楽しめるお酒なので、果実酒のベースとして使うのは問題ないですが、ブランデーが苦手な方は避けましょう。

甘味い果実が使われているので、桃やあんず、ベリー系などフルーティーさが出る果物が合いそうです。

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★ジン・ホワイトラム

ジンやホワイトラムも代わりにできます。

ホワイトリカーにこだわらずいろんなお酒で楽しむのもいいですね!!ホワイトリカーにジンやラムをミックスさせたりしても美味しそうですね~。

 

 

■まとめ

果実酒を作っている方も多く、みなさん思い思いの果物やハーブなどを好みのお酒で漬けて楽しんでいます。

でも気を付けなければいけないのが、やはり酒税法です。

しっかり理解してから果実酒を楽しみましょう。

 

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