炒め物やスープ、サラダなど様々な料理に欠かせない食用油ですが、離乳食が始まったタイミングで、いつから油を使っていいのか、子供のことを考えて、油選びに悩む方は少なくありません。
そこで、離乳食に油を使えるのはいつからか、どんな油を選んだらいいのか、摂取量なども含めてご紹介します。
■離乳食に油はいつから使える?
生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳や粉ミルクに含まれる脂質を少しずつ摂取しています。
人間に必要な3大要素の1つの脂質ですが、食事から脂質を消化吸収するには胃腸のの発達や、消化酵素が必要になるので赤ちゃんには使用できません。
離乳食を開始して、徐々に消化器官が発達してくるので、油を使うのは離乳食に慣れてきた7ヶ月の離乳食後期からになります。
脂質は肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などにも含まれるため、敢えて油を加える必要はないので、使わずに済むのであれば使わなくても大丈夫です。
いきなり多くの油を加えるのではなく、少量ずつ体調をみながら取り入れましょう。
■離乳食に使う油はオリーブオイルがおすすめ!
オリーブオイルは母乳に多く含まれているオレイン酸が食用油で最も多いため、安心して使うことができます。さらに、化学処理されていないオーガニックのため、健康や安全面に優れた油です。
特に、トランス脂肪酸が多く含まれているバターやマーガリン、リノール酸が多いヒマワリ油やベニバナ油は、健康問題になっている油ですので、赤ちゃんに使うのは避けましょう。
カスティージョ・デ・タベルナス0.1
ベンジャミンスペインにて生後6か月から5歳を対象に作られた世界最高品質〝酸度0.1〟の #エクストラバージンオリーブオイル です。
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■赤ちゃんに与えていいオリーブオイルの目安量
脂質は、人間にとって必要な栄養素です。体内では作ることができない栄養素も豊富に含み、日常の活動エネルギー源となるため、適量の摂取が必要になります。
成長に合わせて徐々に食事での脂質を増やしていきましょう。
オリーブオイルを使った時、食事に含まれる脂質も含め、1食の脂質量の目安は以下になります。
・7~8ヶ月:小さじ1/4~1/2(1~2g)
・9~11ヶ月:小さじ1/2(2g)
・12~18ヶ月:小さじ3/4(3g)
■離乳食におすすめのオリーブオイルの種類
国内では、エキストラバージンとピュアの2種類のオリーブオイルがあります。
2種類の大きな違いは、ピュアオリーブオイルは精製したオイルとブレンドされているため、栄養素が抜けてしまっています。
一方エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実を搾ったオイルをそのまま販売しているので、高品質で安全性が高く、離乳食にはエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。
スーパーにあるオリーブオイルの選び方!
ピュアオリーブオイルは
加熱処理してあるオイル
ソテー、炒め物などに使う
加熱向き!エクストラバージンオイルは
加熱していないオイル
料理の仕上げに使う
生食向き!ご家庭ならパスコが値段的にもおすすめです!#雑学#豆知識#料理#基本 pic.twitter.com/AOMG9Lxm7Z
— わがままキッチン (@wgmmk4649) May 29, 2020
■まとめ
赤ちゃんの体を考えると、油の使うタイミングや量も大事です。
ご紹介した量を目安に、成長に合わせて取り入れてみてください。
健康を意識した食事は子供にとっても、パパママにとってもメリットがあります。
オリーブオイルは赤ちゃんにも使える安全性が高い油で、豊富な栄養素を含んでいますので、離乳食以外にも活用してみてはいかがでしょうか。
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