鶏がらスープの素の代用品6個と代用するときの注意点を解説します

炒め物やスープなど、主に中華料理で使われることの多い「鶏がらスープの素」。

しかし、いざ使おうというときに、鶏がらスープの素がなくて困った…

なんてこともあるかと思います。

今回はそんな鶏がらスープの素の代用品をご紹介していきます。

困った時には是非試してみてくださいね。

■鶏がらスープの素の代用

★代わり1 コンソメ

洋食によく使われるコンソメは、鶏がらスープの素の代わりに使うことができます。

コンソメは原材料にビーフエキス・チキンエキス・野菜エキス・香辛料・しょうゆなどが入っています。

鶏がらスープの素と比べるとコクや旨味が強めではありますが、少し洋風な味わいにしたい時にはおすすめです。

スープはもちろん、煮物や炒め物をするときにも代用することができるので、気軽に使いやすいですよ。

★代わり2 本だし

味噌汁や煮物など、和食には欠かせない「本だし」ですが、工夫次第で鶏がらスープの素の代わりとして使うことができます。

本だしはかつお節やかつおエキスをベースにした和風の出汁で、サッパリとした味わいが特徴です。

本だしは基本的には和食向きですが、鶏がらスープの素の代用としても十分美味しくできます。

本だしだけでは味が少し物足りないなと感じる場合は、ゴマ油や醤油をちょびっとだけ入れるといいですよ。

★代わり3 シイタケだし

シイタケだしとは、干しシイタケから出汁を取ったものです。

出汁の取り方は、干しシイタケを水に入れ、しばらくしたら強火にかけて沸騰させ、水分量が半分近くになったら火を止め、茶こしなどでこして出来上がりです。

 

しいたけ出汁は和・洋・中のどんな料理にも合いやすいので、鶏がらスープの素の代わりとして十分使うことができます。

ただし、シイタケだしは液体なので、炒め物には使えないのが難点です。

シイタケだしは塩分がないので物足りなさを感じるかもしれませんが、栄養的にも良く、スープや煮物にはオススメの代用品です。

★代わり4 海鮮だし(かつおだし、昆布だし)

 

かつおだしから抽出して取るかつおだしも、昆布の旨味がギュッと詰まった昆布だしも、鶏がらスープの素の代わりとしておすすめです。

上品で香り高く、旨味のある味わいになりますよ。

 

あまり入れすぎると他の調味料が薄まってしまうので、代用として使うときには、味を見ながら少しずつ入れるようにしてください。

★代わり5 ブイヨン

ブイヨンはコンソメ同様、味が洋食風になりますが、鶏がらスープの素の代用になります。

原材料にはチキンエキス・野菜エキス・香辛料・粉末醤油などが入っています。

鶏がらスープの素と比べると味は少し薄めになるので、物足りなさを感じるかもしれません。

そのため、スープなどに使う場合は追加で味付けをすることがおすすめです。

★代わり6 ウェイパー・中華味・シャンタン

中華の万能調味料と呼ばれているウェイパーや中華味、シャンタンも鶏がらスープの素の代わりとして使うことができます。

鶏肉や豚肉などをベースに作られているため、どんな中華料理にもマッチするので鶏がらスープの素の代用としては十分です。

ただし、どれも鶏がらスープの素と比べると味が濃いめなので、味を見ながら少しずつ入れるようにしてください。

■使う時の注意点

コンソメ・ウェイパー・中華味・シャンタンは、塩分が鶏がらスープの素よりも多くなるので、代用するときには量に注意する必要があります。

一方で、本だし・シイタケだし・出汁は海鮮だし、鶏がらスープの素より味が薄めになるので、物足りなさを感じるかもしれません。

味が薄くて物足りないと感じたら、オイスターソースや醤油などを使って味を調えましょう。

 

また、ウェイパー・中華味・シャンタンは中華の風味が強いので、中華を作るときの代用には向きますが、和食・洋食にはなかなか合わせづらいかもしれません。

 

洋食・和食を作るときの代用には隠し味程度に使用し、ほかにケチャップ、醤油などを使って風味を出すのがおすすめです。

■まとめ

・鶏がらスープの素の代用品は、以下の6つがおすすめ。

【コンソメ、本だし、シイタケだし、海鮮だし、ブイヨン、ウェイパー・中華味・シャンタン】

・鶏がらスープの素の代用には注意点があるが、気をつけて使用すれば代用は十分可能。

中華料理を作るのに活躍する鶏がらスープの素ですが、代用品を使うことで個性が出せるスープを作ることができますよ。

 

 

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