怪我をした患部の固定や保護に役立つテーピングは、アスリートや運動をしている方にとっては大事なアイテムです。
日常的に使用する方は必需品として持っていますが、特に使用する機会がない方にとっては、あまり持ち合わせることもないと思います。
でも怪我は急に起こるもので、テーピングがないという場面もあると思います。そんな時に役立つテーピングの代用品をご紹介します。
■応急処置だけではない!テーピングの効果を紹介
★怪我の予防
スポーツによっては怪我や障害が起こりやすい部位があります。テーピングをすることによって可動範囲に制限をかけ、怪我や障害の予防効果があります。
★応急処置
医療機関を受診するまでや、救急搬送されるまでの応急処置として使用します。可動範囲が制限できるので、症状の緩和や悪化を最小限に抑える効果があります。
★怪我の再発防止
以前怪我をした関節や部位は再発しやすく、癖になっているかたも多いと思います。テーピングはこうした関節や部位を補強し、保護する効果があります。
★精神的な安心感
怪我や障害は精神的な影響を受け恐怖心を持つこともあり、怪我や患部を無意識に庇うことでパフォーマンスが低下してしまいます。
補強や保護を行うことで、精神的にも恐怖心が薄れ、安心感があります。
■テーピングの代用になる!おすすめを11つ
★バンダナ
災害医療でも紹介されているバンダナは、色々な活用ができます。
コーディネートのワンポイントやお弁当包みなどで身近なバンダナは普段使いでも万能アイテムです。湿布を貼って見た目が気になる時に隠せるものとしても使用できるので、活用してみてください。
壁lω・`) 腱鞘炎っぽい。ドラッグストアなどで売られてるサポーターでは親指と人差し指の間が痛くなるので、湿布してバンダナ巻いてみた☆ pic.twitter.com/5XlD5vKfdd
— ✡みるきーまうす・ざ・ぽんこつ✡ (@milky19720409) June 14, 2014
★スカーフ
お洒落アイテムとして鞄や首に巻くスカーフは若い女性でも身に着けていることも多いアイテムです。
自宅でなにか代用品をお探しの場合、持っているのであれば活用できます。緊急時に使用できるようにCAの方も身に着けているというスカーフを活用してみてください。
正しいやり方じゃないと思うけど、家に包帯やサポーターがなかったからスカーフを使ってみました。
湿布をはったはいいけど、手のひらの方がぺらぺらととれてしまうからぐるぐる巻きにしました笑
痛めてるのは手首じゃないのでこれでとりあえずは大丈夫かな。 pic.twitter.com/zSpWSp99bZ— そら@ダイエット垢 (@KU___sora12) October 23, 2019
★ビニール袋
消防庁でも応急処置のアイテムとしてビニール袋を使った応急処置を事例別に詳しく紹介しています。
骨折や捻挫の固定や、止血の応急処置として主に使用でき、テーピングの代用品として活用できる身近なアイテムです。
★リストバンド
手首や額用のリストバンドが一般的に販売されています。スポーツをされている方で愛用している方も多いのではないでしょうか。腱鞘炎の時に固定するのに身近なもので代用したい時にとても便利です。
手の捻挫か腱鞘炎かはたまたTSCC損傷?とかいうやつか分からんけどとりあえず応急処置。
テーピングのテープは切らしてるから湿布貼って包帯でがっちり巻こうと思ったら包帯も行方不明……なのでリストバンドで代用。サポーター届くまでの辛抱だ…でも、何もしないよりちょっと楽かも。 pic.twitter.com/2luE1YPMpo— ハイジ(晴近) (@hayate2gou) August 3, 2017
★ビニールテープ
伸縮性があるビニールテープあテーピングの代用として使用できます。
伸縮を利用して靭帯のサポートや関節の固定に使用でき、湿布などを剥がれないように固定できます。
また、棒や板と組み合わせて骨折や捻挫などの応急処置や、止血帯としても使用できるので活用してみてください。
ひょんなコトから左の親指を突き指してしまって、ライブ中の拍手で悪化してしまった
テーピングしたいけど近くにドラッグストアはない…
でも、私は慌てない
コンビニでビニールテープを購入して代用した
肌も荒れないし、スワイプも出来て便利なんだよ pic.twitter.com/NiZT0zGioe— いな❄️ (@ina_kitchen) February 4, 2017
★ガムテープ
ご自宅にガムテープがある場合はテーピングの代用品として使用できます。
粘着が強く伸縮しないので関節や骨折時の固定の応急処置として使用できます。粘着が強く、肌の弱い方はかぶれる可能性があるので、あくまで応急処置としてや、肌に触れないように使用しましょう。
テーピングを職場のロッカーに忘れてきたっぽいのでガムテで代用 pic.twitter.com/repVErO6dk
— あぶくま@埼玉ぐらし (@AT8116) January 13, 2017
★ラップ
元々戦争中の軍用に作られたラップは、傷口の手当てや止血、怪我の固定など、戦場の医療で活用されていました。
今でも震災や災害の場で行う応急処置として消防庁などでも推進しています。ラップであれば家に常備してあることも多いと思うので、活用してみてください。
右手が腱鞘炎ぽくて痛むから、手首固定したかったけど包帯もテーピングテープもないのでサランラップとビニール紐で代用した。多分明日の朝慌てると思う。 pic.twitter.com/1TyMAa72HX
— 手羽先コウ (@wisvo796) October 22, 2017
★包帯
救急セットの中に必ずと言っていいほど備わっています。
確認して包帯があれば、足首や手首、膝などの固定に使用でき、医療用なので肌への影響がなく代用品として使用することができます。
腱鞘炎の為、サポーター代わりに最近包帯巻いてる。
部活と親父の部屋にあった整体系の本でテーピングとかのやつ少し読んでおいてためになったわ… pic.twitter.com/l2f8KgpbZ7— ひかるん@ホロハマりマン (@seiza_rinrin) July 11, 2017
★優肌絆ゆうきばん
医療の場で多く使用されるテープです。優しいゲルタイプの粘着剤で、肌の凸凹に密着するので粘着力が高く、テープを剥がす際に角質を剥がさず肌に優しい高品質のテープです。
医療用なのでテーピングの代用品として使用できます。
★ストッキング
伸縮性もあり、肌になにも影響がないストッキングは女性なら1本持っていると思います。
履いて使用すれば湿布の剥がれ防止になり、固定用の棒や板と組み合わせれば骨折などの応急処置に使用できます。
手の甲を冷やそうとして試行錯誤した結果
1、保冷剤をガーゼで包む
2、ウィッグネットでゆるく固定する
3、切ったストッキングで強く固定する
に行きついた pic.twitter.com/5m6FEwMakt— sig (@Sig9221) July 23, 2019
★サポーター
捻挫や脱臼など癖になってしまっている方や、膝の痛みに悩んでいる方が使用するサポーターを持っていれば、固定用や湿布の剥がれを防止するのに、テーピングの代用品になります。
パワーアップアイテム入手!
怪我予防とパフォーマンスアップの為に買いました^o^
実際に足首痛めてもテーピングの代わりになるしね〜( ̄▽ ̄) pic.twitter.com/yBumZ9DSRz— 細川 晃弘 (@akkey7) February 6, 2016
■まとめ
テーピングの代用品として日常使いしているものや、自宅にあるものありましたでしょうか?
医療用のものや衛生的に問題ないものであれば是非活用していただきたいです。
ビニールテープやガムテープは皮膚が弱い方は、肌がかぶれてしまったりするので、緊急の時以外は控えましょう。
ご紹介した代用品は災害時などの緊急現場でも使用できるものもあるので、知識として頭の片隅においておきましょう。
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