塩素系漂白剤は洗濯に使える?漂白剤の代用品おすすめ3つご紹介

代用・生活

漂白剤の一種「塩素系漂白剤」。

掃除の方法を調べていると、「塩素系漂白剤が良い!」などと書いてあることがあります。

しかし、「そんなもの家に置いてないよ…」

となってしまう方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、そんな困った時に役立つ『酸素系漂白剤の代用品』についてご紹介していきます。

 

また、「塩素系とか酸素系とかよくわからん…」と思っている方のために、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いや、塩素系漂白剤で洗濯する時のコツなども一緒にご紹介していきます!

ぜひ参考にしてくださいね!

 

■使い分けよう!塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いとは?

塩素系漂白剤も酸素系漂白剤も漂白の原理は同じ「酸化」と呼ばれる原理を利用しています。
違いはその漂白力です。

塩素系漂白剤は強力な漂白力をもっているので、頑固なシミや汚れを落とすことができます。

 

その反面、毛や絹などのデリケートな素材に使うと生地を傷めてしまう可能性があります。

また、漂白力が強すぎるため色柄物に使うと染料を抜いてしまうことも。

 

一方酸素系漂白剤は塩素系と比較すると漂白力は落ちますが、染料は抜けないので色柄物にも使うことができます。

 

白いTシャツやブラウスなどには塩素系漂白剤を、それ以外には酸素系漂白剤と使い分けるようにすると効果的です。

 

 

■漂白剤がない!代用になるもの3つ紹介

★過炭酸ソーダ

100均でも手に入れる事ができる過炭酸ソーダを、塩素系漂白剤の代わりに使うことができます。

粉末の酸素系漂白剤で、衣類の漂白や洗濯槽内の洗浄、浴室のカビ取りなどにつかうことができます。

毛や絹などデリケートな素材は傷めてしまう可能性があり向きません。

自然のものなので環境にも優しい素材であることも特徴です。

 

★過酸化水素

過酸化水素は、液体の酸素系漂白剤の主成分。
なので衣類の漂白剤として代用することができます。

漂白力は少し弱いですが、強すぎない分デリケートな生地でも漂白することができます。

 

★オキシクリーン

コストコなどで販売されているオキシクリーンも酸素系漂白剤の一種です。

どんな汚れでも落としてくれるということで非常に人気の漂白剤なので、持っている方も多いのではないでしょうか。

靴洗い、油汚れ落とし、衣類の色柄物にも使えるなど用途も広いので、一家に1つ置いておいて損はない漂白剤です。

 

 

■漂白剤の代用は作れる!簡単な作り方を紹介

★重曹+レモン汁

汚れの気になるところに重曹を撒いて、その上からレモン汁をかけると漂白ができます。

アルカリ性の重曹に酸性のレモン汁をかけることで、炭酸ガスが発生します。

その炭酸ガスが汚れを浮かび上がらせるようです。

レモン汁はポッカレモンなど加工品でも大丈夫です。

シンクの汚れやベランダのタイルの汚れ、お風呂の床など様々な場面で使うことができるので、ぜひ試してみてください。

 

 

■希釈に注意!漂白剤の代用を使用する上で気をつけること

漂白剤の代用品を使う時は、洗剤を入れる量に注意してください。

過炭酸ソーダや過酸化水素はぬるま湯1リットルに対し小さじ1~2杯程度でOKです。

オキシクリーンはぬるま湯1リットルに対し専用スプーンで半分程度。

たくさん入れても洗浄力が強くなるわけでは無いので、必要な量だけ入れるようにしましょう。

 

 

■塩素系漂白剤で洗濯する方法やコツを紹介

汚れが強い時は、下準備としてつけ置き洗いをすると良いでしょう。

容器に規定量の水と塩素系漂白剤を入れ5~30分ほどつけておきます。

入念にすすいで、いつもどおり干せば完成です。

また、洗濯機に入れて漂白する方法もあります。

こちらは規定量の漂白剤を洗剤と一緒に入れて、洗濯機を回すだけ。

手軽にできますが、つけ置きよりも漂白力は劣るので日常の漂白におすすめ。

強い汚れにはつけ置き、日頃の漂白には洗濯機がおすすめです。

 

 

■まとめ

・塩素系漂白剤は強力な漂白力をもっているので、頑固なシミや汚れを落とすことができますが、毛や絹などのデリケートな素材に使うと生地を傷めてしまう可能性も

・酸素系漂白剤は塩素系と比較すると漂白力は落ちますが、染料は抜けないので色柄物にも使うことができる

・漂白剤の代用品としておすすめなのは以下の3つ
【過炭酸ソーダ、過酸化水素、オキシクリーン】

・漂白剤の代用品を使う時は、洗剤を入れる量に注意

・漂白のコツは、強い汚れにはつけ置き、日頃の漂白には洗濯機を使うこと

 

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