お菓子作りやパン作りでオーブンに入れる前、ツヤ出しのために表面に卵を塗ることがあります。
その時に活躍するのが「刷毛」。
しかし、そう頻繁に使う物ではないので、
「刷毛が見当たらない…」
「滅多に使わないのに買ったら収納場所に困る…」
「以前買った刷毛が固まってて使えない…」
こんな方もいるのではないでしょうか。
そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『刷毛の代用品』についてご紹介していきます。
合わせて刷毛の読み方、刷毛の種類など気になることも一緒にご紹介していきます!
ぜひ参考にしてくださいね!
刷毛の読み方は?使い方や管理方法を紹介
刷毛は「はけ」と読みます。
「さつもう」ではありませんよ!
店員さんに場所を聞く時に間違えると少し恥ずかしいので覚えておきましょう。
刷毛使い方、管理方法に少しコツがあります。
刷毛を使用する前は、一度水につけて湿らせてから使うようにしましょう。
湿らせると使いやすくなり、刷毛についた汚れも落とすことができます。
刷毛を使用したあとは、食器用洗剤でしっかりもみ洗いをしましょう。
粉をはらうのに使った場合は、粉をできるだけ振り落とし、水につけてさらに振り洗いしてから食器用洗剤で洗うようにしましょう。
お菓子に表面にジャムなどを塗って刷毛に固まってついている場合は、一度お湯につけてふやかして振り洗いし、残っているジャムを全て落としてから中性洗剤で洗うと洗いやすいでしょう。
毛の多い部分が乾きづらいので、湿ったまま片付けるとカビが生えてしまうので、洗った後はしっかりと乾かしてから収納するようにすると良いでしょう。
刷毛の種類は3種類!それぞれの特徴を紹介
柔らかい「天然毛」
天然毛のは毛には、ヤギ、馬、豚の毛を使って作られています。
柔らかく弾力性があるので、食材を傷つけずに液体を塗ることができます。
クッキーに卵液を塗る、タルトなどのケーキにジャムを塗って艶出しをする、生地を伸ばす時に余分な粉を落とす作業など食材を傷つけたくない時は天然毛がおすすめです。
ただ、毛が抜けやすいことがデメリットですので、使用する際はよく気をつけて使用してください。
お手入れしやすい「シリコン」
シリコン製の刷毛の特徴は、熱に強く、食洗機で丸洗いできることです。
また、毛がほぼ抜けないことも大きなメリットです。
焼き鳥やローストチキンにタレを塗る時など、熱い物に液体を塗る時にはシリコン製の刷毛がおすすめです。
タレのような粘度のある液体には向いていますが、保水性がないためサラサラした液体には使いにくさを感じます。
天然毛よりも安価の「化学繊維」
天然毛の刷毛は柔らかく使いやすい反面、値段が手頃ではありません。
化学繊維の刷毛は、天然毛の刷毛のように使いやすい上に、比較的安価に手に入れることで人気があります。
天然毛に比べると洗った後の乾燥も早いので、日頃のお手入れが簡単です。
天然網と同じく毛が抜けやすいので注意しましょう。
刷毛がない!代用品におすすめなものを5つ紹介
キッチンペーパー
厚手の紙で作られているキッチンペーパー。
折りたたむだけで、刷毛の代わりに使うことができるのです。
液体を吸いすぎないので、パンに卵液を塗る程度であれば問題なく代用することができます。
お家でママと一緒の息子も、お姉ちゃん焼きおにぎりズルい!って言ったので炒飯にしようと思ったけど焼きおにぎり弁当w
トースターにキッチンペーパー敷いて、自家製の焼き鳥のタレを刷毛で塗りながら時折返して塗ってをして焼くと、凄く香ばしい匂い。#料理好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/1E7wVDi9PX
— りりちゃん (@Lily2kuma) April 29, 2019
ゴムベラ
食材を混ぜたり、すくったりできるゴムベラも、刷毛の代わりに使うことができます。
液体をゴムベラにつけて、ちょんちょんとすれば使うことができます。
耐熱のゴムベラも多いので、熱いものにも使うことができるのがメリットです。
今日は全然頭痛くない!元気〜なので息子がおいもほりでとってきたさつまいもでスイートポテト作った。刷毛はないのでゴムベラで代用 pic.twitter.com/kY38meVvmd
— sogaia (@sogapurr) October 13, 2019
スプーン
身近なもので代用しようと思えば、スプーンでも代用することができます。
スプーンで液体をすくって、スプーンの背で伸ばしてあげればOKです。
複雑な形のものでなければどんな物でも塗ることができます。
刷毛がないのでスプーンで卵黄を塗ったパイがこちらです pic.twitter.com/3nEeRy6msG
— なな (@cerulean7018) February 15, 2019
しゃもじ
ご飯を盛り付ける時に使うしゃもじも代用品として使うことができます。
使い方はスプーンと同じ。すくって背で塗るだけです。
指にラップを巻きつける
ちょっと塗るのであれば、指にラップを巻きつけて塗ることもできます。
指は刷毛では届かないところも塗ることができるので意外と便利。
ラップを巻くので衛生的にも問題なしです。
【小6家庭学習:スイートポテト】「艶出しの卵を塗る刷毛は母が捨ててしまったままだが、指で塗っても何とかなるよ」という粗挽きな実習。でもおいしい。なぜならカルピス特選バター様が入っているから!! pic.twitter.com/ppluxHa8mF
— 玉村幸子 (@tamako0707) April 23, 2020
まとめ
・刷毛は「さつもう」ではなく「はけ」と読む
・刷毛を使用する前は、一度水につけて湿らせてから使う。刷毛を使用したあとは、食器用洗剤でしっかりもみ洗い
・天然毛の刷毛は柔らかく弾力性があるので塗りやすく、食材を傷つけない
・シリコン製の刷毛は熱に強く、食洗機で丸洗いできる、毛がほぼ抜けない
・化学繊維の刷毛は、天然毛の刷毛のように使いやすい上に、比較的安価に手に入れることができる
・刷毛の代用品におすすめなものは以下の5つ
【キッチンペーパー、ゴムベラ、しゃもじ、スプーン、指にラップを巻きつける】
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