辛みが特徴の中華調味料と言えば豆板醤が代表的です。
旨味や酸味があり、中華以外にも色々な料理に合わせることができるので、意外と幅広い使い道があります。
そんな豆板醤は自宅でも簡単に作ることができます。そこで、豆板醤の作り方や使い方をご紹介します。
■家庭でできる!簡単な豆板醤の作り方を紹介
<用意するもの>
・そら豆・・・100g(10~15本分)
・米麹・・・10g
・塩・・・20g
・唐辛子・・・15g
・ジップロックなどの保存袋
1,そら豆をさやから出します
2,そら豆を5分程度柔らかくなるまで茹で、薄皮を剥きます
3,ジップロックなどのジッパー付き保存袋に、そら豆、米麹、塩、唐辛子を入れます
4,全体を混ぜながら、そら豆を潰します
5,空気を抜いて、保存袋を閉じます
6,冷暗所で3ヶ月ほど熟成させ、酸味と辛みが出たら豆板醤の完成です
■豆板醤のおいしい作り方のポイントとは
豆板醤に使う唐辛子には、生の唐辛子や粉唐辛子などが使われます。
生の唐辛子は辛みが出にくいですが、旨味があって本場の豆板醤に近い仕上がりになります。
そのため、粉唐辛子と生の唐辛子を混ぜて作るのもおすすめです。
自家製豆板醤はお好みで辛みを調節できるので、熟成中に味見をして、辛みが足りなければ唐辛子を足して調節してみてください。
■豆板醤の基本的な使い方とは?
豆板醤は塩味と辛みが特徴の調味料です。そのため、少量でも料理に加えれば、加熱によって強い辛みが出ます。
そら豆を原料に塩を加えて発酵させているので、大豆を原料に発酵させた味噌と味わいが似ていて、強い塩気があるのも特徴なので、塩加減には注意しましょう。
今日は冷凍エビ(安)でエビチリ
ちょっと豆板醤入れすぎて辛いってよりしょっぱいけど米は進みます(^_^;) pic.twitter.com/f3LQ3x4cJs— Dの人 (@dnohitoppoi) November 8, 2016
■豆板醤おすすめの使い方!豆板醤が合う料理
中華炒め
豆板醤は野菜をメインにした炒め物にぴったりです。
また、豆板醤を加えた合わせ調味料に漬ければ、麹菌でお肉が柔らかくジューシーに仕上がり、しっかり下味が付きます。
パスタ
豆板醤は酸味や旨味があり、塩気が強い調味料なので、メインの味付けに使用できます。
ごま油やオリーブオイルなどと合わせれば、ペペロンチーノやアラビアータが作れます。
和え物
加熱調理をしない和え物としても活用できます。
辛みが強い場合はマヨネーズを加えても美味しく召し上がれます。
ニラや長ネギなどの香味野菜と相性がよく、キャベツと和えるだけで付け合わせが簡単に作ることができます。
ニラの豆板醤和え作った! pic.twitter.com/kjWIfCkF2A
— ちや姉。❄️Vtuber@通常運転中❄️ (@Chiya_Craris) June 22, 2020
スープ
塩味が強い豆板醤はスープの調味料に活用できます。
また、そら豆を発酵させた味噌なので、和食の代表のお味噌汁との相性が抜群です。スープやお味噌汁にちょい足ししてみてはいかがでしょうか。
こてっちゃんで豚汁みたいなものを作った。ポイントは味噌とは別に豆板醤を入れるとこ pic.twitter.com/tCCVpG4XPg
— 魔女っこれい (@majyokkorei) December 7, 2019
■まとめ
自宅でも豆板醤は簡単に作ることができる調味料で、中国では自家製で豆板醤を作るのが当たり前です。
豆板醤は中華料理はもちろん韓国料理やイタリア料理なども活用でき、味噌と同じ味わいがある発酵調味料なので、和食とも相性がいい調味料です。
ご紹介した使い方を参考に、色々な料理に使ってみてください。
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