フランス料理によく出てくる「エシャロット」。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。
料理のアクセントとしてぴったりの食材ですが、スーパーで手に入らないこともしばしば。
そこで今回は、「エシャロットの代用品」についてご紹介していきます。
そもそも「エシャロット」とはどんなものかも説明しているので、見てみてくださいね。
■エシャロットとは
エシャロットの正式名称は、「ベルギー・エシャロット」と言います。
中央アジア原産で玉ねぎの仲間になります。見た目も玉ねぎと同じく丸いですが、紫色をしていて辛みも少ないのが特徴です。香りがにんにくに似ているのでサラダにスライスしたり、炒め物に合わせたりすることが多いです。
日本に流通しているのは、ほどんどが輸入品になります。名前にもあるように、ベルギーまたはオランダで栽培しています。
また、日本のスーパーなどで時々「エシャレット」という野菜を見かけますが、これはエシャロットと別物です。
名前が似ているので、間違いやすいですが、エシャレットは生食用のらっきょうになります。土寄せ栽培したらっきょうを若い芽のうちに収穫した野菜がエシャレットです。
■エシャロットの代用品
エシャロットは身近な食材で代用することができます。おすすめを4つご紹介していきます。
☆たまねぎ
エシャロットは玉ねぎの仲間なので、もちろん代用可能です。色味は違いますが、食感はほどんど同じです。玉ねぎの方が若干辛みが強いので、辛いと感じた場合は氷水に浸しておきましょう。
牛ロースのステーキ、
エシャロットバターのソースを添えて
(玉ねぎで代用)
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・#牛ロースのステーキ#ステーキ#牛肉
#趣味#料理 pic.twitter.com/sVF25viJV6— 田中 善隆 (@Takayoshi7225) June 22, 2017
紫玉ねぎを使うと、見た目にもエシャロットと同じで変わりません。玉ねぎは保存がきくので、気軽に取り入れられますね。
☆らっきょう
らっきょうはエシャロットよりも味や香りが強いため、調節しながら料理に加えるのがおすすめです。細かく刻んで使うと、エシャロットっぽくなります。
一昨日作ったシャンボン・ペルシエ。前回入れなかったエシャロット、らっきょうで代用して足のベースに創味シャンタンを使い、より軽い仕上がり。フライパンで焼いたトーストを添えて。#Twitter家庭料理部 pic.twitter.com/JDqz1YeKXN
— プリンオイルンヾ(´ω`=´ω`)ノ (@qunnovv) July 15, 2015
酢漬けになっていないものを使った方が、味の邪魔をしないかもしれません。スーパーやコンビニでも売っていますよ。
☆ねぎ
ねぎは薬味にしたりそのまま炒めたりと、様々な調理方法に使えます。玉ねぎよりもさらに独特な香りがするので、調節しながら使用してくださいね。
白髪ねぎの白く太い部分だけを細切りにし、氷水に浸してから調理すると、シャキシャキ感も増しますよ。火を通す場合は、切り方を工夫しましょう。
☆ミョウガ
ミョウガは見た目もエシャロットと似ています。代用品としてもぴったりですよ。独特な風味が強いので、入れ過ぎには注意しましょう。
そのままサラダに入れたり薬味、おつまみとしても使えますよ。ミョウガも近所のスーパーで季節問わず買えますね。
■まとめ
・エシャロットの正式名称は「ベルギー・エシャロット」である。
・玉ねぎの仲間で紫色をしている。
・辛みは玉ねぎより少ない。
・エシャロットとエシャレットは別物。
・エシャロットの代用品は以下のものがおすすめ。
【たまねぎ・らっきょう・ねぎ・ミョウガ】
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