タープやテントの設営に欠かさせないのが、ペグと打ち込むためのペグハンマー。ペグハンマーは文字通りペグを地面に打ち込んだり、抜くときに使う専用のハンマーで、キャンプ道具の中でも重要な役割をしてくれます。
ですがアウトドア専用の道具は割高で、代用品を駆使する方は少なくありません。ペグハンマーもまた代用品を活用する方が多い道具で、見た目はハンマーと変わらず、本当に必要なのかと思ってしまいますよね。
そこで、ペグハンマーの必要性や、汎用性が高いペグハンマーの代用アイテムをご紹介します。
ペグハンマーのメリット
①ペグ打ちが簡単
ハンマーのヘッドが重く、打撃面も広く作られているので、初心者や女性でも固い地面にしっかりペグを打ち付けることができます。
はじめてのUJack商品購入。アマゾンの方がすこし安かったのでアマゾンで写真にはないペグと写真のペグハンマーと焚き火グローブ購入。ハンマーは重くてペグ打ち楽そう! pic.twitter.com/qKEhqD3Lr1
— たかエボ (@takaevo06) December 20, 2019
②衝撃が少ない
真鍮や銅製のヘッドはペグを打ち込んだ時の衝撃を和らげてくれます。薪を割ったりテーブルを出したりキャンプの設営は重労働が多く、負担が少なくなる道具はキャンプで活躍します。
業務連絡)銅ヘッドのペグハンマー、めっちゃ使いやすい!! 手への衝撃が全然違う!!
でも高い。6696円 。店頭で15分悩んで買ったよ。大事に使う。#銅ヘッドのスペアあり #インデックス投資キャンプ部 pic.twitter.com/vkKB1Ka1wq— piyomama (@piyomama_index) June 4, 2017
③ペグ抜きがスムーズ
地面にしっかり刺さったペグは男性でも抜くのが難しく、片付けがスムーズにいかないことがあります。ペグハンマーのほとんどは打撃面の反対側がペグ抜きになっています。
⛺️お気に入りキャンプギア
YOGOTOのペグハンマー。持ち手は握った時にやさしい、木の温もり。ヘッドの重さを生かして楽に打てる。くちばしみたいな先端はテコの原理でペグを抜きやすい。
打たれるほどに味わいが増すという健気なヤツ。
君はえらい!#YOGOTO#ペグハンマー#キャンプギア pic.twitter.com/JjPnAJ5E4V— おとなん@軽キャンパー (@otonan2020) December 7, 2020
ペグ抜き機能が付いてないハンマーを使用する場合は、ペグ抜き専用のものがあり、100均でも購入できます。
ダイソーにペグ抜き売ってたので買って来ました pic.twitter.com/06eD2kJSq4
— Yoshiki☆ (@FutonCamper) April 21, 2020
④安全ストラップ付き
ヘッド部分が重く、手が滑って怪我をするリスクを軽減するため、ペグハンマーにはストラップが付いています。邪魔だと思う方もいらっしゃいますが、安全面を考えてストラップを活用しましょう。
ペグハンマーPRO.Cのストラップがボロボロになっちゃったので交換した(^^) @420円 銅ヘッドもそろそろ交換かな~_φ(・_・ http://t.co/BNI0l9Oh pic.twitter.com/kJatMcSJ
— sabaai (@sabaaitter) November 26, 2011
デメリット
①重い
ペグハンマーは一般的な金槌の2倍の重さがあり、もちろん重さがあればペグ打ちが楽ですが、その反面キャンプではいかに荷物を軽くするかが重要視されるので、代用品を使う方が多いアイテムです。
鍛造ペグとペグハンマーを新調したけど、出番が来るのはまだまだ先になりそう。どちらもなかなかずっしりと重い。 pic.twitter.com/PeTL5JXtQD
— tallinho (@tallinho) April 29, 2020
②ヘッド交換が必要
真鍮や銅製の柔らかい金属は衝撃を吸収をしてくれるメリットがありますが、ヘッドが潰れたり欠けたりします。
キャンプの回数やペグの本数、地面のコンディションなどで変わってきますが、約1年で交換が必要になり、交換には1,500円、メーカー専用であれば約3,000円かかってしまいます。
何本のペグを打ったのだろう…銅製のヘッドが変形する程に愛着が沸く…
これ以上は頑張れないかも…
愛着のあるヘッドを交換したくないな…#スノーピーク#ペグハンマー#キャンプ好きと繋がりたい pic.twitter.com/PwlTfCY2H6— ピン (@PleasedLife) June 8, 2020
③素材によって壊れやすい
ペグハンマーのシャフト(持ち手)には色々な素材が使われますが、プラスチックや木製は折れやすかったり、柔らかい金属や細いシャフトは曲がってしまうことがあります。
ペグハンマーがお亡くなりになりました…。
頑丈なオススメペグハンマーがあれば教えてくださーい! pic.twitter.com/a2aKk0JgBZ— かの地から【キャンプとかするYoutuber】 (@kanochikara) July 5, 2020
ペグハンマーの代用品
★薪
BBQやキャンプで必須になる薪は、太くしっかり乾燥されているので強度があるので、ペグハンマーの代わりになります。木くずが飛ぶことがあるので、使用する場合は気を付けて使用しましょう。
★石頭ハンマー
車移動であれば打ち込み重視で、石頭ハンマーを使う方もいます。ハンマーの中でもトップクラスに重みがあるので、しっかり地面に打ち込めます。
ホームセンターでハンマーを見てたら、横にいたおじさまに
「職人の方ですか?」って尋ねられた。
脂肪だらけなのに何故間違われたのか…肩幅広いからか日曜大工と濁しておいたけど、実はペグハンマーの代わりになりそうな物を探してただけなんだ…スミマセン
600gくらいのがよかったけど高いん pic.twitter.com/TuX0gX9DAS
— ponpoko_noodle (@gamisuke4) September 20, 2020
★ミニハンマー
ハンマー1本でも500gの重さがあるので、かなりの負担になってしまいます。収納性や重さの問題で悩んでいる方には、コンパクトで軽量なミニハンマーがおすすめです。
けっこう探してたペグハンマー代わりのミニハンマーでてきた!! pic.twitter.com/QAZwBLgZmj
— みらい。 (@mirai_mk3) May 8, 2020
★石
キャンプ場やBBQ場は山間部や川沿いに多く、石が転がっています。扱いやすそうな石があれば代用できます。シャフトがないので手を打ち付けないよう気を付けて活用してみてください。
先日の野呂ロッジの写真を(動画はインスタ参照)
ペグハンマーの代わりにちょうどいい石でソリステ叩きまくってやった( ˘ω˘ )
そして国産ビールは味が濃すぎるので水のように飲める(わけない)バドワイザーをチョイス#camp #ソロキャンプ #キャンプ好きと繋がりたい #キャンプ飯 #バドワイザー pic.twitter.com/FM8UjoMSXY— ぴかるん@ソロキャンパー (@solocamper_) January 26, 2020
★斧
薪割りで活躍する斧は、キャンプでも多くの方が使用しています。荷物を増やしたくない、ペグハンマーを忘れた時でも活用できるアイテムです。
どうも自分のキャンプスタイルは手斧ありきらしい。
ペグハンマーの代用でもあり、ある程度の薪ならこいつで大体OKだし。 pic.twitter.com/jKrdbQZp33— HALT@ミリキャンとスネークの人 (@HALT1975) October 30, 2020
★多機能ハンマー
1つ1役だと荷物が多くなったり重くなるので、キャンプやアウトドアでは汎用性が高い多機能のマルチツールが人気です。ペグハンマー機能がある400g前後の軽量マルチツールもあるので、活用してみてください。
最近入手したキャンプ道具、
ペグハンマー兼その他工具付き、ナタとノコ、昨日コンビニで購入した雑誌の付録。
着々と準備が出来つつあるから初ソロキャンも近い!!#キャンプ道具#キャンプギア#キャンプ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/8tZZ29OEqr— ユータロス@UE大津※日本一周準備中 (@astray_youtaros) June 5, 2020
★100均で購入する
100均でもペグハンマーの代わりになるゴムハンマーやネイルハンマーが販売されています。うっかり忘れてしまったり、購入に踏み切れない方におすすめです。
100均で購入したハンマー。テントのペグを打ったり抜いたりするのに使いまする。100均なので当然¥100、奥さんのぶんを買っても200円。メーカー品のものだと、このハンマーが50本とか60本とか買えますww#ペグハンマー pic.twitter.com/LNMz5WqsDl
— レレやん – LeLeYan – (@LeLeYan_ukulele) November 18, 2020
まとめ
アウトドア用品は実用性が高く、品質に拘っているのでかなり割高になってしまいますが、代用品でも強度があるので十分活用することができます。
ご紹介したペグハンマーの代わりになるアイテムは比較的安く身近な場所で手に入るので、初心者の方やなかなか高くて手が出せない方は活用してみてください。
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