ナツメグは原産国のインドネシアを中心としたアジアや、ヨーロッパで使用されているスパイスです。
日本でも比較的知られているスパイスで、よく耳にすると思います。
ハンバーグに入れるのが定番ですが、カレーや唐揚げに使えば格段に美味しく仕上がるので、試してみてください。
■カレーに入れるナツメグの適正量はどのくらい?
ナツメグは香りが強く、少量でも香りが付き、他のスパイスとのバランスをみて加えるのがおすすめです。
そのため、2人分に対してナツメグパウダー1~2振り程度、計量スプーンの場合は小さじ1/4がおすすめです。
入れるタイミングや火力でも香りの残り方に差が出るので、足りない場合は仕上げに少し足してみてください。
初のスパイスカレー ちゃんとカレーの味がするけど辛すぎる!
コリアンダー 小さじ2
ガムマサラ 小さじ2
ターメリック 小さじ1/2
レッドペッパー 小さじ1
ナツメグ 小さじ1/4
クミンシード 小さじ1塩 小さじ2
トマトピューレ 1カップ
ヨーグルト 1/4カップ pic.twitter.com/MFIMnuVi22— キャンプパァ〜ド ケン (@VQQbboW3wuapVcr) September 12, 2019
■カレーにナツメグを入れるとどんな効果がある?
ハンバーグを作る時、肉の臭み消しにナツメグを入れるのと同じく、カレーを作る時も、肉の臭み消しとして加えます。
さらに、根菜類の土臭さや緑黄色野菜の青臭さなど、野菜の臭み消しとしても活用されます。
カレーには肉をはじめたくさんの野菜が入るので、ナツメグを入れると食材の旨味と甘みが引き立ち、カレーが美味しく仕上がります。
今日はカレー。
ナツメグがほーーんのり香ります。#カレー pic.twitter.com/IGo6YIHOJv— ゆうゆう (@ZdM1cyy4Hbnr8P5) February 18, 2021
■カレーにナツメグを入れるタイミングは?
ナツメグをはじめとするハーブや香辛料は、香り成分が揮発しやすいため、加熱しすきたり長く煮込んでしまうとどんどん香りがなくなります。
そのため、香りを感じたい場合は仕上に加えるのがおすすめです。もし、香りが苦手だったり、もう少し香りを飛ばしたい場合は、早めに入れるか煮込んで香りを飛ばしてください。
また、ナツメグは香り付け以外にも、肉や野菜の臭み消しと使用する場合は、食材を入れた後やお肉の下処理段階でもみ込むのもおすすめです。
■唐揚げに入れるナツメグの適正量はどのくらい?
鶏肉1枚(約300g)に対して3~5振りが適量です。高温の油で揚げるため香りが抜けやすいので、ナツメグが好みの方は5振り入れて丁度いいくらいです。
あまり好みじゃない方は、3振りくらいでほんのり香り、ニンニクやショウガの方が強い仕上がりになります。
これはお兄さんの唐揚げ。コツは味の素8振り、ナツメグ5振り、衣がトイプードル色になったら油から上げる。表現が秀逸。 pic.twitter.com/72vDSfgPpm
— お料理お父ちゃん (@cookingotochan) February 26, 2021
■唐揚げにナツメグを入れるとどんな効果がある?
ナツメグは鶏肉の臭みを消し、鶏肉本来の旨味が味わえるようになります。ナツメグの香りが広がり、ほんのりスパイシーでお店の唐揚げのような仕上がりになります。
ナツメグにはほとんど味や辛みがないので、子供から大人まで楽しめる逸品です。
唐揚げ!!!!!!ナツメグ入れるとうめえ!!!!!!!!肉にはスパイスですよ!!!!!(笑) pic.twitter.com/hw98bj19aj
— 立川で一人呑み (@shhhinny) September 12, 2020
■至高な味!ナツメグ入り唐揚げのおすすめレシピ
<材料>
・鶏モモ肉・・・1枚(300g程度)
・醤油・・・大さじ3
・みりん・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・味の素・・・小さじ1/3
・ニンニク・・・1片
・ナツメグ・・・5振り
・サラダ油・・・適量
・片栗粉・・・適量
1,鶏肉を食べやすい大きさに切ります
2,醤油、みりん、酒、味の素、ニンニク、ナツメグを鶏肉と混ぜ、20~30分馴染ませます
3,フライパンにサラダ油を入れ、中火にかけます
4,漬けておいた鶏肉に片栗粉をまぶし、揚げていきます
5,きつね色になったら取り出して完成です
■まとめ
ナツメグは世界でも有名なスパイスで、コショウと並ぶ世界四大スパイスの1つです。
料理の味を邪魔せず、スパイシーな料理からスイーツまで様々な料理に使用されます。
日本でも定番のカレーや唐揚げと相性がいいので、試しに使ってみてください。
コメント