離乳食がそろそろかな?と感じる時期に入ると、どんなものをどんなふうにあげていいのか、食材選びなど色々な悩みがあると思います。
離乳食で欠かせないとろみ付けに、片栗粉がよく使われますが、コーンスターチを使う方がメリットが多いんです!
離乳食に悩むママさんのために、コーンスターチはいつから使えるのか、危険はないのか、レシピも一緒にご紹介します!
■コーンスターチは離乳食にいつから使っていいの?
5~6ヶ月の離乳食初期は、飲み込む練習を始める「ごっくん期」です。コーンスターチは離乳食初期から活用でき、10倍粥やすり潰した野菜を飲み込みやすいようにとろみを付けます。
■離乳食にコーンスターチを使って人体に悪影響はないの?
遺伝子組み換えは注意
日本で使用されているコーンスターチは、アメリカ産の遺伝子組み換えのトウモロコシが原料に使われているものがほとんどです。
科学的根拠は今のところ証明されていないので、市販の離乳食にも遺伝子組み換えが使われていることもあります。
流通している商品の全てが遺伝子組み換えとは限りませんが、食品に気を付けている方は気を付けましょう。
また、気になる方は商品の原材料を見て遺伝子組み換えでないことを確認し、有機コーンスターチを活用してみてください。
キューピーの瓶BF、北海道産コーン。たまたまアクセスした自然派ブログ()で、このコーンスターチはどうせ遺伝子組み換えなんだろうと叩かれてたのを見かけたので、お客様相談室に問い合わせてみたら、「使用しているコーンスターチは遺伝子組み換えではない」との回答いただきました #育もち pic.twitter.com/vtSr4YsEtj
— もち@3y (@mochi_biyori) August 21, 2018
アレルギーの危険
コーンスターチの原料にはトウモロコシが使われています。
小麦やバナナなどと同じイネ科のトウモロコシは、アレルギー症状が出る場合があります。
シャンプーやクリームにもコーンスターチが使用され、イネ科のアレルギーをお持ちの赤ちゃんには気を付けましょう。
■離乳食にコーンスターチがおすすめな理由とは?
安い
とろみ付けによく使われるのは片栗粉が一般的です。ですが、片栗粉よりもコーンスターチの方が安く手に入ります。経済的で、お試しで使えるのもママさんに嬉しいポイントです。
冷めてもとろみを維持できる
片栗粉は分量を間違えると硬くなりすぎたり、冷めるととろみがなくなり冷凍できないデメリットがあります。
コーンスターチは冷めてもとろみを維持してくれるので、冷まして赤ちゃんに食べさせる時も便利で、離乳食の小分け冷凍も可能です。
色々な食材に使える
コーンスターチは他のとろみ付け食材と違い、60度の温度でとろみを付けることができます。
さらに、粒子の細かいコーンスターチは、とろっとした滑らかな舌触りが特徴です。野菜やゼリーなどの色々な料理に加えても味や香りに影響がないので、離乳食に使うととても便利です。
■コーンスターチを使った離乳食レシピ
★材料3つ!簡単たまごボーロ
<材料>
・卵黄・・・1個
・砂糖・・・20g
・コーンスターチ・・・60g
1,卵黄、砂糖をボウルに入れて混ぜます
2,粉気がなくなるまでよく混ぜます
3,まとまりになったら手で1まとめにします
4,1cm幅の棒状にします
5,さらに、包丁で1cm幅に切ります
6,丸めて天板に並べます
7,160度に予熱したオーブンで10分焼いて完成です
★ゼリー
<材料>
・ベビー飲料・・・125ml
・コーンスターチ・・・大さじ1
1,鍋にベビー飲料とコーンスターチを入れ混ぜます
2,弱火にかけながら混ぜます
3,ふつふつして、とろみがついたら火を止めます
4,容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で5~6時間冷やして完成です
■まとめ
一般的には片栗粉が使われますが、コーンスターチにはとろみが維持できたり、安く手に入るメリットがあります。
また、冷凍のストックを解凍してもとろみがあるのは、時短にもなってママさんの味方になってくれます。
ですが、ご紹介したように、コーンスターチを使用する際は注意が必要なので、必ず確認してから購入しましょう。
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