多くの加工食品に含まれているコーンスターチですが、食品だけでなく身の回りの意外な製品にも使われています。
コーンスターチはアレルギー症状を起こす可能性があるので、添加物に気を遣っている方は注意が必要です。
そこで、コーンスターチアレルギーの原因や、含まれているている製品などをご紹介します。
■添加物が原因?コーンスターチアレルギーはどんな成分が原因?
コーンスターチの原料を見てみると「酸化防止剤」として「無水亜硫酸」が添加されています。
さらに、トウモロコシを柔らかくするために加工の過程でも使用されています。酸化防止剤としてワインにも添加されているので、添加物に気を付けたい方は注意が必要です。
■コーンスターチアレルギーの症状とは?
「無水亜硫酸」の危険性にはアレルギー疾患・嘔吐・腹痛・下痢などの中毒障害や、呼吸器を刺激されることで気管支喘息・気管支炎・咳などの障害を引き起こす可能性があると言われています。
さらに、トウモロコシは小麦・ライ麦・ジャガイモなどのカモガヤアレルギーに分類され、コーンスターチで湿疹や腫れなどのアレルギー症状が出ることがあります。
■アレルギーの人注意!意外なものにコーンスターチは使われている
★ベビーパウダー
口に入っても問題ないように、ベビーパウダーにコーンスターチがよく使用されています。赤ちゃんに使用しても安全なベビーパウダーですが、アレルギーの場合は注意が必要です。
ベビーパウダーコレクション!二枚目の画像はジョンソンのなんですけど、日本では手に入らないので通販で買いました。このジョンソンのベビーパウダーは国内に売ってるものより質がいいです。タルクが入っておらず、コーンスターチと香料のみなので、#ベビーパウダー pic.twitter.com/aerqf7FYuf
— neo@黒歴史生産機 (@34u7la) March 14, 2018
★フェイスパウダー・ファンデーション
フェイスパウダーやファンデーションは、肌のテカリを抑えるために、コーンスターチが使用されています。
アレルギーがない人にとっては非常に便利ですが、アレルギーがある方は湿疹などの肌荒れの原因となる可能性があるので気を付けましょう。
手作りフェイスパウダー
材料、マイカパール、コーンスターチ、ライトブラウンのマイカ
全部ジップの袋に入れて揉むだけ。数百円でできます。匂いもない。容器は某外資メーカーの物。
材料はこちらで買えます。作り方も掲載されています。安心、安全、安価です。https://t.co/W56QOx4uNN pic.twitter.com/nK1wxWL7I9— すみれ (@sumire08042) June 25, 2020
★入浴剤
手作りのバスボムを作る時に定番のコーンスターチ。オーガニックでいいとされていますが、既製品にもコーンスターチが使用されていることがあるので、アレルギーがある方は注意してください。
バスボムを作りました✨
重曹やクエン酸、コーンスターチなどを混ぜて好きな色と香りをつけます。香りは甘夏と熊野杉とイランイラン。お風呂に入れたら炭酸ガスの泡をシュワシュワ出しながら溶けていきました。 pic.twitter.com/7fm38SRoBO— Sachiyo ハーバルアストロロジーモニター様募集いたします (@papiyo28apple) May 1, 2018
■コーンスターチアレルギーが日々の中で気をつけること
前途で説明した「無水亜硫酸」は、加熱によって処理できます。
人によって加熱している食品は問題ない方もいます。ですが、化粧品や食品など身の回りの色々な製品に使われているので、コーンスターチアレルギーの方は購入前にしっかり確認しましょう。
■コーンスターチアレルギーになったらどうすればいい?
お近くのアレルギー科を受診し、アレルギー検査をしましょう。
食物アレルギーは命に関わるアナフィラキシーを起こす病気です。コーンスターチは様々な加工食品に使用されているので、しっかり把握することをおすすめします。
■まとめ
加工食品でえ怖いのは、原料がなにか知っておくことが重要です。
さらに、人によっては添加物の影響を受けることがあります。
身の回りの多くの製品にコーンスターチが含まれているので、使用の際は気を付けてください。
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