鷹の爪の代用品はコレ!ペペロンチーノにも使える代わりを紹介

鷹の爪は煮物や和え物、漬物など、日本の家庭でも慣れ親しんだものですよね。

ただ辛味を出すだけでなく、味を引き締めてくれる、脇役のような存在の鷹の爪ですが、大量に使うこともなく、頻繁に購入したりするものではなく、意外と手元になかったりしますよね。

そんなときに役立つ、鷹の爪の代用になるものご紹介します。

 

 

 

■鷹の爪とは?

赤唐辛子に分類される鷹の爪は日本人に最も馴染みのある唐辛子で、日本料理でもたくさんの料理に活用され、きんぴらや漬物に加えたり、米びつなどに入れれば防虫、殺菌効果になり古くから親しまれています。

 

鷹の爪は日本の代表的な品種で、辛味の強い唐辛子ですが、本来は種子や、種子が付いている部分の胎座という部分にカプサイシンが含まれ、実にはほとんど辛味がありません。

 

ですが鷹の爪は基本的に乾燥して使うため、乾燥と共に実にもカプサイシンが広がり、全体が辛くなります。

 

料理番組やレシピを見ていると、種を取る工程がありますが、それは口当たりが悪い以外に、種を食べてしまうと、辛味が強すぎるという理由で、大事な工程になります。

 

輪切りにしたものを鷹の爪と勘違いする方もいますが、鷹の爪は先が尖り、やや曲がった形をしている実が、鳥類の鷹の爪に似ているため名付けられ、鷹の爪というのは、赤唐辛子の品種名になります。

 

なので、輪切りにしてあるものは鷹の爪の輪切りとなるので、間違えないようにしましょう。

 

 

■鷹の爪の代用

★一味、七味唐辛子

日本の一味唐辛子や、七味のほとんどが鷹の爪を粉末にしたものが一味唐辛子として販売されています。

粉末にすることで、辛味成分のカプサイシンが多く出るので、入れすぎに注意すれば、代用品としておすすめです。

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★粉唐辛子

韓国唐辛子と言われる粉唐辛子は粒子が細かく、見た目が真っ赤な料理になりますが、粉唐辛子自体が辛味より甘味の強い品種なので、問題なく代用できます。

 

★青唐辛子

青唐辛子が熟すと赤唐辛子になり、青唐辛子のままだと辛味は少なく、加熱するとさらに辛味が減りますが、唐辛子の味わいがしっかり味わえる料理になり、ピリ辛でフレッシュな料理に仕上がります。

 

★豆板醤

豆板醤は発酵調味料なので旨味やコクにもなります。

唐辛子の辛味もしっかり足されるので、物足りなさも感じることなく、美味しく仕上がるので、おすすめです。

 

 

 

★カイエンペッパー

鷹の爪と同じ赤唐辛子なので、一味と同様に代用品としておすすめです。

ですが、カイエンペッパーは鷹の爪より辛味が強く、その辛さは鷹の爪の約2~2.5倍なので、いつもの感覚で使ってしまわないように気をつけてください。

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■代用にむかないモノ

★ラー油

香りが香ばしいラー油は、辛味と香ばしさが足されるだけで、唐辛子の旨味はあまり感じれないようです。

料理によっても合う合わないあり、気を付けましょう。

★タバスコソース

少量の使用なら問題ありませんが、タバスコの酸味が出てしまい、合わない料理が出てきます。

使用する量に気を付ければ使えますが、辛味を足そうと入れすぎるのはおすすめはできません。

 

★山椒、花椒

痺れる辛さが特徴の山椒は辛い物ブームから人気が出て、四川料理などによく使われます。

ただし、山椒の独特な香りで元の料理を壊してしまうことがあり、料理によっては合わず、好みも別れるので代用品には不向きです。

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★キムチの素

キムチの素は唐辛子、魚介エキスやニンニクが入っていて、旨味が詰まっていますが、塩分もかなり多く、入れすぎてしまうと塩辛く、完全にキムチのような味に仕上がってしまいます。

 

 

■まとめ

鷹の爪は一味にも使われ、慣れ親しんだ唐辛子です。

家庭に一味や七味、鷹の爪の輪切りを常備している方いるのではないでしょうか。

唐辛子の辛味を活かした料理は様々で、料理によっては鷹の爪よりも、他の唐辛子をメインにした調味料が合うこともあり、ものによっては旨味やコクが足され、好みのものが見つかるかもしれませんので、自分でアレンジしてみてください。

 

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