エポキシレジンとも言われる2液レジンには、UVレジンと違う特性があり、作る作品によっては2液レジンの方が綺麗に仕上がります。
ポピュラーなUVレジンより低価格でコスパがいい2液性レジンはどんな特徴があるのか、2液性レジンを使ってみたい方のために特徴や使い方をご紹介します。
■UVレジンと2液混合タイプの違いとは?
2液混合タイプは、名前の通り2種類の液体を混ぜて使います。
UVレジンより2液混合タイプは硬化時間が倍以上長いですが、透明感があり着色の際も綺麗に発色するので、仕上がりがとても綺麗になります。
さらに、厚みのある仕上がりで、UVレジンよりも硬く重みがあって高級感があります。
紫外線が必要ないのもUVレジンと大きな違いになります。
■2液性レジンの特徴は?どんな作品に適している?
主剤と硬化剤の2種類の液体を混ぜてレジン溶液を作り、液体の化学反応を利用して硬化させます。
製品の混合比率にも違いがあり、気温や環境によって硬化時間が異なりますが、1日~数日かけてゆっくり固まっていきます。
化学反応で硬化するため、紫外線が必要なく安定して固めることができます。
そのため、小さなアクセサリーや小物から、大きいサイズや厚みのある作品を作るのに適しています。
■2液性レジンの使い方や着色方法について
<用意するもの>
・主剤
・硬化剤
・型
・計りorデジタルスケーラー
・手袋
・紙コップ
・マドラー(割り箸など)
・着色剤
・装飾のパーツ類
・レジンクリーナー
1,作業前に手袋をつけます
2,主剤を紙コップに入れ、規定の混合比で硬化剤を入れます
3,マドラーで一定方向にゆっくりとよく混ぜます
4,着色剤を入れ、再度よくかき混ぜます
5,型に流し込み、好みのパーツなどを配置します
6,1日硬化させ、クリーナーを使って型から外せば完成です
■2液性レジンの黄変や気泡をなくす方法
2液性レジンは商品によって原料や混合比率が違います。
硬化液には「淡黄色」「微淡黄色」「無色」の3種類があり、商品によって元々黄色をしている場合があります。着色せずに透明な作品にしたい場合は、商品の原料を確認しましょう。
さらに、無色の透明レジンを購入しても、古くなるとより黄ばみが酷くなりますので、購入から時間が経ったものや、商品の入れ替わりが少ない店舗での購入を避けるのも無難かもしれません。
レジンに多いトラブルとして多いのが気泡です。
混ぜる時に勢いよく混ぜてしまうと気泡が入りやすいので、ゆっくり一定方向に混ぜましょう。
■まとめ
一般的にポピュラーなのはUVレジン液ですが、2液性レジンにも色々なメリットがあります。
2液性レジン取り扱いが難しいと思われがちですが、ポイントを抑えれば作品の幅も広がります。
ご紹介した使い方や特徴を活かして、素敵な作品を作ってみてください。
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