オリーブオイルアレルギーとは?アトピー肌に効果的な理由もご紹介

豆知識

食用油の中にはアレルギー症状を発症させたり、悪化させる成分が含まれ、食物アレルギーを気にしている方にとって食用油を選ぶ時にも注意が必要です。

アトピー治療や食物アレルギーでも使用できることで有名なオリーブオイルですが、アレルギーを発症するケースがあります。

そんなオリーブオイルアレルギーの症状や、実態についての紹介と、オリーブオイルを使ったアトピー肌への効果をご紹介します。

 

 

■オリーブオイルアレルギー

食物アレルギーを持つ方は年々増加傾向にあり、気にしている方も少なくありません。

その原因として、リノール酸の過剰摂取が問題視されています。

リノール酸とは、食用油に多く含まれる成分で、アレルギー反応を強めるアラキドン酸を合成する働きがあります。

食用油の中でもオリーブオイルには、リノール酸が10%しか含まれていないため、健康な方にはほとんど影響がなく、食物アレルギーの方が多く利用している油です。

大前提として、アレルギーを全く起こさない食べ物は存在しません。

オリーブオイルも安全性が高いと言われていますが、若いオリーブの実を搾ったオイルや、非加熱であったり、多量摂取するとアレルギーを発症することがあります。

さらに、輸入されているオリーブオイルの中には、他のオイルで量増しされていることがあり、それによってアレルギー症状が出てしまうことがあるので、オリーブオイルを選ぶ際には注意が必要です。

 

 

 

■オリーブオイルアレルギーの症状

日本ではオリーブを栽培している地域は限定され、症例が少ないですが、地中海沿岸地域をはじめとしたオリーブ栽培が盛んな地域は、オリーブ花粉症例が多くみられ、食事に多く取り入れている地域では口内が痒くなったり、皮膚のかゆみなど、オリーブオイルアレルギーは珍しくありません。

さらに、オリーブオイルを塗布した皮膚炎の症例もあります。

 

 

■アトピー肌にはオリーブオイルが良い!

オリーブオイルはアトピー肌の大敵となる乾燥を防と同時に、オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸が、肌のターンオーバーを促進してくれるので、外用薬としても利用されれいるだけでなく、食事に取り入れても効果があります。

基本的にアトピーにはステロイド剤が処方されますが、リバウンドのリスクがあるため、避ける方も少なくありません。

そのため、医療の場でも実際にアトピー性皮膚炎治療にも用いられています。

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■まとめ

美容成分を多く含むオリーブオイルは、美容液としても実際に販売されています。

美容効果の高いオレイン酸やポリフェノールが豊富で、保湿力も高いため、アトピー肌にも効果的です。

一方、体にいいとされているオリーブオイルでも、アレルギーを発症することがあります。

オリーブオイルアレルギーが不安な方は、どんな食材と、どんな調理方法の料理を食べて、いつどんな症状が出たか、医師に相談することをおすすめします。

 

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