電子工作を趣味としている方も多いのではないでしょうか。
細かい作業ですが楽しいですよね。
そこで必須の作業となるのが「半田づけ」。
部品と部品をくっつける基本的な作業かつ、一番大事な作業ですね。
未経験の人が電子工作するとき、何故か半田付け作業を恐れる人は結構多いよなあ。火傷が怖いのかそれとも失敗するのを恐れるのか。料理で火傷や失敗するよりもずいぶん確率は低いと思うのだが。
フラックスが広がって対象物に綺麗にはんだが回った時のあの快感と煙の匂い、クセになりますよ…フヒヒ— ぼんじん(猫おじさん介護中) (@Bonezine) July 22, 2020
半田を付けすぎてしまったり、付ける場所を間違えたりしてしまった時には半田吸い取り線を使ってはんだを除去するのが一般的です。
半田吸い取り線を除去したい部分に半田ゴテといっしょに当てて、同時に離すだけで除去することができるので、とても便利ですよね。
そこでこの記事では、そんな時に役立つ「半田吸い取り線の代用品」紹介をご紹介します。
半田吸い取り線の代用
半田吸い取り機
「初心者ほど良い道具を使え」が持論にして家訓。ホントだよオレ本業大工だかんね。はんだ吸い取り機マジ有能。2万円でコレ買うまで4万円分の基板壊した。 pic.twitter.com/iJH5aqIe1i
— ryota@rudeloops (@rudeloops) May 12, 2016
半田吸い取り機の仕組みは、強めのバネの力で空気を吸い込むピストンのようなもの。
これを、半田ゴテで溶かした状態の半田に近づけ、ボタンを押すとバネの力で一気に吸い取ってしまうという、シンプルかつわかりやすい道具です。
必要な道具が半田ゴテと吸い取り機の二つだけというのも魅力ですね。
価格はピンキリで、数百円のものから数万円するものまで多くの種類が販売されています。
銅線
少し太めの電線(中に細い銅線がいっぱい入ってるもの)にフラックスを塗って、盛りすぎたはんだと一緒に加熱すると、はんだ吸い取り線の代わりにならないこともないです。
— つくし (@tukusi_rebimato) September 3, 2018
半田吸い取り線は、要は銅線にフラックスをしみこませたものです。なので銅線でも代用することができます。
2.銅線を2~3本、除去したい半田の大きさに合わせて束ねます。
3.先端にフラックスを塗り、半田ごてと一緒に取り除きたい半田部分につければOKです。
半田吸い取り線と同じように、しっかり半田を吸い取ることができます。
使った銅線は再利用出来ませんので、いらなくなった銅線を使うようにしてください。
吹き飛ばす
はんだ吸い取り器が無かったので、ブロワで吹き飛ばすという荒技も披露
二度としたくない
— zyamojy (@zyamojy) October 6, 2019
少し危ないですが、溶かした半田を息で吹き飛ばすという方法もあります。
道具がいらないので手軽な方法ではありますが、周辺が半田だらけになるので注意が必要です。
方法は、除去したい半田の周りをアルミ箔で覆い、半田で十分に温めたら思い切り息を吹いて吹き飛ばします。
顔や手に半田が付いてしまうと火傷してしまいますので、行う場合はゴーグルで目を保護し、十分に注意し、自己責任で行ってください。
100均でも買える?
半田も、半田ごても、半田吸い取り紐も、ダイソーにありました
— 弓路 (@yumiji3156) February 20, 2019
現在2021年4月には取り扱いないようです。
ハンダ・ハンダごては取り扱っているようですね。
まとめ
・半田吸い取り線とは、フラックスをしみこませた銅線のこと。
・半田吸い取り線は、半田吸い取り機、銅線が代用品として使える。
・半田ごてで溶かし、吹き飛ばして取り除く方法もあるが、火傷の危険があるので自己責任で行う。
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