一般的に花粉症と言えば2月から4月に多いスギやヒノキ花粉ですね。それ以外にも秋に多いブタクサなどがあり、冬にはインフルエンザの流行があり、マスクを使うことって結構あると思います。
メガネをかける方は必ずと言っていいほど悩まされるのが、マスク着用の際のメガネの曇りではないでしょうか。
曇り止めの存在を知っているけどめんどくさそう、なんだかんだ我慢してしまう、なんて方も多いと思います。でも買わなきゃ買わないで、曇り止め欲しいと思ってしまう方に、ご自宅で曇り止めの代用になるものをご紹介します。
■曇り止めの代用品
★歯磨き粉
曇る原因として油膜や皮脂が付着してしまったり、コーティングが剥げてしまうからなんです。
歯磨き粉に含まれる成分が油膜や水垢を落としてくれるので、優しく洗ってあげましょう。研磨剤が入った歯磨き粉は表面を傷付ける可能性もあるので、研磨剤不使用のものがおすすめです。
歯磨き粉で風呂場の鏡が綺麗になって曇り止めになるとは。
初めて知った pic.twitter.com/FYuamNiwPH— アトリエXAY Maca改め玉城卓宏 (@maca_xay) December 15, 2018
1,汚れで傷を防ぐためレンズを水で濡らします。
2,指に少量の歯磨き粉を取り、歯磨き粉に水を含ませながらレンズに伸ばします。
3,レンズ全体に塗り終わったらメガネ拭きやティッシュなどで拭き取ります。
★中性洗剤
メイクや皮脂などの油汚れが付きやすいメガネは、その汚れが原因になってメガネ以外にも鏡やガラスが曇りやすくなります。
中性洗剤や食器用洗剤の主成分の界面活性剤は、水では落ちない油脂性の汚れを水と混ざるように作用してくれるので、汚れを綺麗に落としてくれます。
1,洗面器やボウルに500ml程度水を注ぎ、中性洗剤を5~6滴入れます
2,その中にメガネを入れ、レンズを撫でるように洗います
3,メガネを取り出し、傷が付かないようにメガネ拭きやティッシュで水を拭き取ります
★液体のり
のりがコーティングになり、汚れや剥がれたコーティングや傷の凹凸などを埋めてくれるので、曇り止めとしての役割をしてくれます。気軽に手に入るものとして代用品に使用できるので、曇り止めの代用品におすすめです。
ちょっと話題の液状のりを購入。早速そのまま飲んでみる〜ではなく、風呂場の鏡の曇り止め用。前にTVでやってて、それから使ってる。完璧じゃないけど、まあまあ使える。安いしw pic.twitter.com/WlJDaked97
— たかえる ぽらまる こるれおーね (@taka0043) January 26, 2020
1,レンズに液体のりを塗布します
2,少し水かぬるま湯をかけ、全体に塗り広げます
3,ティッシュなどで表面を拭き取ったら完了です
★リンス
リンスの油分がコーティングの役割をしてくれるので、曇り止めの代用として使用できます。女性であればリンスは必ずと言っていいほどご自宅にあると思います。男性でも1回使い切りのリンスが販
売されているので、活用してみてください。
リンス買ったー
薄めたものを塗布すると曇り止めになるらしいのだ。 pic.twitter.com/2eGQeIu8i4— 烈火01@Valve Index フルトラ勢 (@REKKA01) October 30, 2015
1,洗面器などの容器に水を入れ、少し水が濁る程度リンスを溶かします
2,その中にメガネを入れて、軽く洗います
3,メガネを取り出して、優しく水分を拭き取りましょう
★石鹸
石鹸が油膜や傷、表面をコーティングして細かい水滴が付かないようになります。浴室の鏡にも活用する方も多く、身近なものでお探しの方はレンズにも使用できる代用品です。
石鹸を水に溶かして石鹸水を作っておくと物の出し入れや片付けの手間が減るのでおすすめです。
1,固形石鹸or液体石鹸を少量指に付けます
2,メガネを濡らし、優しくレンズに塗布してください
3,メガネ拭きやティッシュで優しく水分を拭き取ったら完了です
★唾液
抵抗があるかもしれませんが、唾液も曇り止めになるんです。唾液には油分を分解する成分があるため似た効果が得られます。
塗って拭くだけの簡単な方法ですが最終手段にはもってこいですね!
■マスクでメガネが曇る!曇らない方法を紹介
★鼻パッド
マスクの鼻部分からの空気を遮断するパットが売られています。マスクに付属しているものもメガネが必需品の方に人気がある商品です。
最近は自分で布マスクを作ったり、再利用可能なマスクを使用している方はパットを付けてみてはいかがでしょうか。
★曇り止めを使う
一番ポピュラーな対策として曇り止めを使うという方が多いと思います。日常的にメガネを使用していて、何年もお世話になっている方もいると思います。マスク自体に何かするより違和感なく過ごすことができると思います。
★マスクの上部を折り曲げる
マスクの上部を折り曲げることで呼吸した息を防ぎ、メガネが曇らなくなります。鼻の部分に入っているワイヤーが形状を維持してくれるので、ズレたりしません。特になにか用意するものもなく、経済的な曇り防止対策です。
★マスクにティッシュやコットンをパット代わりに
パットがなかったり、花粉の時期は特にマスクを使用する方も多く、パットが手に入らないことは珍しくありません。そんな時はティッシュを使ってパットを自分で作ってみましょう。
★キッチンペーパーやティッシュを挟む
キッチンペーパーやティッシュは吸水性がいいので、呼吸の際に発生する湿気をある程度抑えてくれる効果があります。もしご自宅にキッチンペーパーがあれば口元とマスクの間に挟んでみてください。
★マスク位置を上げる
メガネのパット部分にマスクの上部を持ってくることで、メガネの部分に湿気のある空気が溜まらず、曇りにくくなります。特に何も必要なものはなく、すぐ実践できる曇り防止対策なので、試してみてください。
★メガネをずらす
マスクよりメガネを出してあげることによって、気温差や吐く息の湿気をメガネにかからないようにできます。数ミリずらすだけなので、違和感も少なく実践できると思うので、取り入れてみてください。
■まとめ
曇り止めがあったらいいな、欲しいけどそんな必要性を感じない、マスクの着用頻度によってはあまり必要性を感じない方もいると思います。
そんな方は代用品を使用して、一時的な曇り止め対策をしてみてはいかがでしょうか。色々な曇り止め対策方法もご紹介したので、試してみてください。
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