洋裁をする方にとっては必須の道具「伸び止めテープ」。
しかし、使う機会が多いので
「あ、伸び止めテープ切らしてたんだった…」
となってしまうこともあるはず。
「今から伸び止めテープだけを買いに行くのもなぁ…家にあるものでできないかなぁ…」
そこで今回は、そんな方のために『伸び止めテープの代用品』についてご紹介していきます。
代用品があればわざわざ買いに行く必要が無くなるので、すぐに作業を始めることができます!
ぜひ参考にしてくださいね!
■伸び止めテープの意味とは?
伸び止めテープとは、肩線やファスナー部分、ポケット口の形状維持や補強に使われる洋裁道具です。
また、手作りの服やポーチが裂けてしまった時の補修にも使うことができます。
今更かもですが、前の縫い目だけ股の付近までロックの縫い目のきわのところで縫い合わせてから今の縫い目をほどいてあげれば身頃が何㎜かは広くなりそうですから生地への負荷が若干軽くなると思いますよ☺お尻側もやるとかなり変わると思います。それから伸び止めテープ等で補修すると良いかと。
— Blanc*Couture (@B_C_chons) May 9, 2017
もし伸び止めテープを使わずファスナーなどを付けて使い続けると、その部分の生地が伸びてしまってひどい状態になり、最悪使えなくなってしまいます。
また、テープがあるのと無いのとでは仕上がりも大きく変わってきます。
洋裁をする方であれば必須の道具と言えるでしょう
■使い分けよう!伸び止めテープの種類を2つ
★ストレート
ストレートタイプの伸び止めテープは、伸縮性の低い伸び止めテープのこと。
そのため伸び止め効果が高いです。
使用箇所は絶対に伸ばしたくないファスナー部分や、肩線、ポケット口などに使われます。
★端打ちテープ
ベースにポリエステル加工のバイアステープ、上端に5mmほどbトレートタイプが縫い付けられているタイプのテープです。
主にジャケットやコートなど重衣料の袖ぐりに使用されます。
そのまま張るのではなく、アイロンで接着することができます。
■伸び止めテープの代用になるもの2つ
★接着芯
接着芯を帯状に切ったものを、伸び止めテープの代用品として使うことができます。
接着芯を1~1.5cm幅にカットし、布の裏側を上にし、接着芯ののり面が下になるようにして重ねます。
その後アイロンをしっかり当てて接着をします。
冷めるまで置いておき、冷めたら接着芯ごと縫い付けます。
接着芯を使うときは衣類の素材に適したものを選ぶようにしてください。
★ハーフバイアステープ
伸び止めテープの種類にバイアステープがありますが、それだと伸びてしまうので、程よく伸びるハーフバイアスをつかうという方法もあります。
使い方、必要な部分にハーフバイアステープを当貼り、布と一緒に縫い付けるだけです。
ストレートタイプと比較すると伸縮性があるので、使うのであれば袖まわりや首まわりのカーブ部分がおすすめです。
袖口に端打ちテープを貼ります…があいにく切らしておりまして、ハーフバイアスの伸び止めテープで代用します
必ず『J』の字で。上前側と下前側で左右対称になりません。絶対に引っ張らないように、テープを置いてアイロンで押さえる感覚で。 pic.twitter.com/QzIO08nPZB— たまこ (@kingsgate_tama) July 17, 2016
■まとめ
・伸び止めテープとは、肩線やファスナー部分、ポケット口の形状維持や補強に使われる洋裁道具
・絶対に伸ばしたくないファスナー部分や、肩線、ポケット口にはストレートタイプの伸び止めテープを使う
・ジャケットやコートなど重衣料の袖ぐりには端打ちテープを使う
・伸び止めテープの代用品としておすすめなのは以下の2つ
【接着芯、ハーフバイアステープハーフバイアステープ】
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