ブーケガルニの作り方と使い方を徹底紹介!こんなもので代用もOK

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ブーケガルニって知っていますか?

洋風の料理に使われるものであるのは何となくわかるのだけど、、、

と使ったことがない人も多いはずです。

 

でも、難しそうなブーケガルニも知ってしまえば意外と簡単に使えるのですよ。今回は使うだけでプロの味に近づける、ブーケガルニを解説していきます。

■ブーケガルニとは

煮込み料理などに使われる臭み取りや風味づけのためのハーブの束のことをいいます。

 

ブーケ(花束)+ガルニ(添え物)が語源で、肉や魚の主役を引き立てる、添え物、といった意味ですね。

 

肉や魚、エスニック料理など料理の種類によってハーブの種類を変えて風味や香りに深みを出すことができます。

 

ハーブを糸で束ねたり、袋に入れるなどして使います。

 

ハーブの種類によって風味が違うことから、料理の種類、香りの好みなど、たくさんの組み合わせがあるのが特徴です。

 

料理の味に奥行を与える、名わき役といったところでしょうか。

あるとないのでは大きく違いますが、塩が強い甘みが強い、とは違った変化を出すことができるのです。

ブーケガルニを使いこなせば、プロの味が家でも出せるかもしれませんよ。

 

 

■ブーケガルニの作り方

3種類以上のハーブを用意して束にします。

基本のハーブは「ローリエ」「タイム」「バジル」「セージ」「パセリ」「セロリ」あたりです。

 

さらに細かく風味の強さで分けるなら、

やさしい風味・・・ローリエ・バジル・パセリ・セロリ
強い風味・・・セージ・タイム

と分けられますので、強い風味のものは少なめにするなど、バランスを考えた組み合わせにするのがポイントです。

 

また、料理の種類によっても相性の良さは変わってきます。

 

例えば肉料理であれば「ローリエ」「セージ」「パセリ」あたりが肉のくさみを消してくれるほかに、爽やかな風味を出せるのでおすすめです。

 

 

魚料理であれば「タイム」「セージ」の爽やかな風味が生臭さを消してくれますし、淡白な白身魚ならバジルのような香りの強いものを使っても違和感がありません。

 

 

調理にあったハーブを選んだら、それらを麻ひもやタコ糸でしばって、ブーケ状にすればブーケガルニの完成です。

 

 

■ブーケガルニの使い方

生のハーブでも乾燥したハーブでも、使いたいものを束ねて鍋に入れるだけです。

 

乾燥ハーブが混ざって、すでに袋に入って売られているものもあります。

生のハーブを使うときは、しっかり洗ってから使うようにしましょうね。

 

入れるタイミングは、煮込み料理であれば、具材と同じタイミングでOKです。しかし、取り出すタイミングは少し注意しなければなりません。

 

生のハーブは同じ時間具材と煮込むとドロドロに溶けてしまうこともあります

 

煮込み過ぎると苦みが出ることもあるので、風味がよく出たら取り出しましょう。

 

 

ブーケガルニの代用品

家でハーブを栽培しているわけではないし、生のハーブを買ってくるほどでもない、というときは普段使っているような食材でも代用することができます。

ぜひ試してくださいね。

☆ たまねぎ

玉ねぎを使うときには、外側の皮を捨ててしまいますよね。

これをしっかり洗ってお茶パックに入れれば代用することができます。

玉ねぎに含まれる酵素のおかげで、お肉も固くなりにくいので、おすすめの代用品です。

もちろん、皮だけでなく内側も入れることができますよ。

 

 

☆ にんじんの皮

にんじんの皮は人参の中心よりも香りが強いため、皮をむいても捨てずに使うことができますよ。

普段から皮をむいたら冷凍保存しておくなどすれば、すぐに使えますよ。

 

☆ にんじんの葉

にんじんの葉がついた状態でスーパーに並んでいることはあまりないかもしれませんが、葉付きのものをもらって困ったことはありませんか?

 

そんなときは束にして煮込み料理に入れてしまえば、立派な代用として使えます。

香りがあるので、サッパリとした風味づけにピッタリです。

 

 

☆ 乾燥パセリ

生のパセリを束にしてブーケガルニに使うことがあるので、乾燥したものでももちろん代用できます。

 

生のものに比べて香りが弱いので少し多めに使い、お茶パックのようなものに入れて料理の見た目を崩さないようにしましょう。

 

 

☆ ローリエ

ローリエもブーケガルニの基本ハーブですので、代用可能です。

乾燥状のものであれば手軽に手に入れられますし、常備している家も多いかと思います。

ローリエは乾燥しているタイプの方が香りがよく出ますので、量は調整してくださいね。

 

 

■まとめ

ブーケガルニってなんだか難しそう、そう思った人もこれでブーケガルニのことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

● ブーケガルニは数種類のハーブを束にしたもの
● 香りの強いものと弱いもの、料理の種類によってバランスを考えること
● 慣れてきたら自分でいろいろなハーブを試してみるのも面白い
● 身近に使っている野菜でも代用できる

ハーブというと少しハードルが高そうなイメージですが、普段使っている野菜の皮でも代用できるのがわかったら、試してみたくなりますよね。

ほんの少しの手間で、いつものカレーやスープもレベルアップできるのであれば、野菜の皮は捨てずにとっておくのもいいですよね!

 

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