お菓子づくりの時に粉類をふるう時に使う「粉ふるい」。
粉類が固まったままにならないようにするために必須の製菓道具です。
しかしめったにお菓子を作らない人にとっては、レシピ本に「粉をふるう」と書いてあっても、
「粉ふるいなんて持ってないよ…」
となってしまうのではないしょうか。
「年に1回しか粉ふるい使わないのに買うのもなぁ…どうしよう…」
そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『粉ふるいの代用品』についてご紹介していきます。
代用品があればわざわざ代用品を買わなくても良くなります。
たまのお菓子作りなら代用品で十分間に合いますよ!
ぜひ参考にしてくださいね!
ふるいがない!代用可能なもの4つ
茶こし
急須が家にある方であれば、茶こしが入っていませんか?
茶こしを使えば粉類をふるうことができます。
茶こしは茶葉が通らないようにするため、目が細かく作られていることが多いのできれいにふるうことができますよ。
実際使うとなると少し小さいのがネックですが、代用品なので我慢しましょう(笑)!
味噌こし
味噌汁を作る時に味噌こしを使っているご家庭であれば、味噌こしを粉ふるいの代わりにすることもできます。
味噌こしも目が細かいですし、深さがあるので多めの粉でもふるいやすいです。
味噌こしは味噌だけでなく、一人分であればゆで卵を作ったり、麺を茹でたりもできるので一人暮らしの方は持っていて損のないキッチンツールです。
粉ふるいなんて持っていないので、味噌こしで粉ふるいました。てへ。 pic.twitter.com/noPS10VID4
— ふう (@fuun0v0n) May 1, 2020
目の細かいザル
野菜を洗ったり、湯切りをしたりできるあると何かと便利なザル。
もし目の細かいものを持っていれば、粉ふるいの代わりとして使うことができます。
目の粗いザルでもふるったことがありますが、粉の固まりがそのまま下に落ちてきます。
これでは全く粉をふるう意味がありません(笑)
粉ふるいの代用品として使うのであれば、できるだけ目の細かいザルを使うことをおすすめします。
ビニール袋
ビニール袋であればどこのお家にもあるのではないでしょうか。
器具を使わずともビニール袋で粉ふるいと同じ効果を得ることができます。
ビニール袋に粉類と空気をパンパンに入れ、しっかり口を縛ります。
あとは上下左右にシェイクすればOKです。
固まりもなくなり、粉に空気も含まれるので問題なく使うことができます。
口をしっかり縛らないと部屋の中がえらいこっちゃになるので注意してくださいね。
米粉180g、ベーキングパウダー1.5g、バンホーテンココア20gをビニール袋にひとまとめで計ってふりふり(ズボラ粉ふるい)、それをさっきのタネに混ぜ、残りのメレンゲ全部投入して混ぜ、パウンドケーキ型に流し入れ、180度余熱済みオーブンに20分 pic.twitter.com/RIkw77r7TO
— 皐月 (@k_r_b_i) February 17, 2020
粉をふるう代わりになる!ボウルと泡立て器を使った方法
ボウルの中に粉類を入れ、泡立て器で混ぜるだけでも粉をふるう代わりになります。
固まりもなくなり、泡立て器で混ぜるので粉に空気も含まれます。
ただ、この方法を使うと器具が1つずつ使ってしまうことと、洗い物が増えてしまいます。
器具が多めにある方はこの方法でやるのもいいと思います。
代用品で上手に粉をふるうコツを紹介
粉ふるいが家になく代用品を使う場合、サイズが小さいものを使うことが多くなるのではないかと思います。
茶こし、味噌こしもサイズが大きくないですし、目の荒いザルは大きくても目の細かいザルも小さい傾向にあります。
小さいもので粉をふるう時は、粉類を一度に一気に入れるのではなく、少しずつ入れるのがポイントです。
一度に入れると代用品から溢れてこぼれてしまい、周りを汚してしまいます。
また、一気に入れると詰まってしまうので、非常にふるいにくいです。
小さい代用品で粉類をふるう時は、少しずつ粉を入れるようにしましょう。
粉ふるいをしないとどうなるの?
粉ふるいの意味は以下の3つです。
・粉の固まりをなくすこと
・ごみを取り除くこと
つまり粉ふるいをしないと、空気が入っておらずふんわりしていないのでドバっと生地に入ってしまう可能性があります。
ドバっと入ってしまうと結果的に混ぜる回数が増え、重たい生地になってしまいます。
また、固まったままの粉は焼き上がりまで固まったままになってしまうので、出来上がった生地に粉の固まりが入ってしまいます。
その結果食べた時に粉を食べてしまう部分ができてしまうのです。
ごみもふるわないことでお菓子に入ってしまう可能性があります。
粉をふるうというのは、その意味を知ると忘れることのできない作業なんですよ。
まとめ
・粉ふるいの代用可能としておすすめなのは以下の4つ
【茶こし、味噌こし、目の細かいザル、ビニール袋】
・ボウルの中に粉類を入れ、泡立て器で混ぜるだけでも粉をふるうことができる
・小さい代用品で粉類をふるう時は、少しずつ粉を入れるようにする
・粉ふるいの意味は以下の3つ
【粉に空気を入れてふんわりさせること、粉の固まりをなくすこと、ごみを取り除くこと】
コメント