中華料理によく使われる「ザーサイ」。
歯ごたえがあり、チャーハンやラーメンの具材にぴったりです。
そんなザーサイですが、日常的に使うわけではないので、食べたい時にないということもあるかと思います。
そこで今回は、「ザーサイの代用品」をご紹介していきたいと思います。
知っておくと便利なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ザーサイとは
そもそも「ザーサイ」とは、からし菜という野菜が変異してできた品種なのです。
高菜の仲間といえばピンとくるかと思います。
茎の表面部分がこぶ状に膨れているのが特徴です。
中国の四川省が原産で漬け物して流通されています。
ザーサイは漢字で「搾菜」と書きますが、漬ける過程で塩分を搾る作業があることから来ています。
ザーサイはこぶの部分を食べるため、とても歯ごたえがあります。また、生でもピリッとした辛みがあるので、中華料理に合いますね。
■ザーサイに含まれる栄養
ザーサイは発酵を繰り返して作るので、栄養価も高いです。
例えば、タンパク質、βカロテン、食物繊維、ミネラルなどが多く含まれています。
さらに旨み成分のグルタミン酸、必須アミノ酸のアラキドン酸など遊離アミノ酸が17種類もあります。
これらの栄養素は体に必要不可欠な成分で、胃や脾臓の働きを活発にしてくれます。
食欲増進や体力の回復にも繋がります。
胃もたれを解消する効果も期待できるので、脂っこいものを良く食べる人や胃腸の弱い人にもおすすめですよ。
飲みすぎや悪酔いの時にザーサイを少し食べれば、めまいやムカつき、イライラが和らぐとも言われています。
■ザーサイの塩抜きについて
ザーサイは塩抜きした後でも、旨みや風味が損なわれません。
塩抜きは、ザーサイを薄切りにしてから行いましょう。
均等に切ると、しっかり塩抜きできます。ザーサイが浸るくらいの水に2,30分浸けておきましょう。
食べてみて少し塩辛いくらいで水から引き上げます。
キッチンペーパーなどで水気をしっかり取ると良いです。炒め物や漬物の具材として常備しておいても良いですね。
■ザーサイの代用品
ザーサイは身近なもので代用することができます。
いざという時便利ですよ。
☆メンマ
タケノコを加工して作られる「メンマ」。
しっかりとした歯ごたえがあり、ザーサイの代用にぴったりです。
かのまんさんのレシピが食べたくて作ってみたけど、近所でザーサイなくて
メンマで代用\( 'ω')/めちゃうま♡次はちゃんとザーサイで作りたいฅ(*°ω°*ฅ)* https://t.co/fzSSQDZQnx pic.twitter.com/03JCLTbwGl
— 春眠 (@eruaru_pippi) May 22, 2020
ザーサイと同じようにラーメンの具材にしたり、おつまみとしてそのまま食べたりできます。
メンマの塩気がよく効いていて、味付けをしなくても美味しいです。
☆高菜
先程出てきた「高菜」ももちろんザーサイの代わりになります。
高菜の漬物にはピリッとした辛味と塩気があるので、そのまま食べても美味しいですよ。
台湾に思いを馳せて朝昼兼食
旅行に行きたい鹹豆漿
蛋餅ザーサイ無いので高菜で代用
パクチーも油條もないので気分だけですが蛋餅のタレは↓のニンニクを入れるのが美味しかったhttps://t.co/ViN1uKTcbO pic.twitter.com/Z8A4lmBqom
— お – や (@c_ohyaaa) May 6, 2020
油との相性がいいので、チャーハンや炒め物の具材としても重宝しますね。手軽に中華が楽しめますね。
■まとめ
・ザーサイはからし菜という野菜が変異してできた品種である。
・ザーサイはこぶの部分を食べるため、とても歯ごたえがある。
・チャーハンやラーメンの具材、おつまみとしてそのまま食べることができる。
・ザーサイは体に必要不可欠な栄養素がたくさん含まれている。
・塩抜きした後でも旨みや風味が損なわれない。
・ザーサイの代用はメンマと高菜がおすすめ。
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