刺激の強い豆板醤は、中華料理の定番調味料で、常備している方も多いのではないでしょうか。
辛み調味料として使いやすく、色々な料理に辛みを加えたい時にも使える万能調味料で、最近はチューブタイプも販売されています。
そんな豆板醤は何で作られているのか、なかなか減らず賞味期限が気になったりしますよね。
そこで、豆板醤の原材料や賞味期限、長持ちする保存方法などをご紹介します。
■豆板醤の原材料について徹底解説
豆板醤の原材料は、豆板醤の特徴でもある唐辛子や、大豆やそら豆を原料とした味噌、防腐剤代わりの食塩を混ぜ、麹を加えて発酵熟成して作られます。
原材料がシンプルで味のイメージが付きやすく、辛みと塩味が強い味噌風味の発酵調味料です。
メーカーによって原材料に違いがあり、辛みが抑えられたものや、糖分を添加しているものもあります。そのため、豆板醤を選ぶ時は原材料もしっかり確認しましょう。
李錦記豆板醤 と ユウキの 四川豆板醤 の原材料情報。
さてどっち使う? pic.twitter.com/sgLv0XSm6V— はまなす鎮 (@hamanasuchinnjy) May 7, 2020
■豆板醤の賞味期限とは?未開封や開封後の違いも解説
麹発酵を利用して作られる豆板醤は、塩分も多く含まれているため、未開封の場合は約2~3年の賞味期限が設定され、長期保存が可能な調味料です。
開封した場合は時間と共に辛み成分が飛んでしまい、腐食以前に辛みがなくなり味が落ちてしまいます。
そのため、揮発を防ぐために冷蔵保存で1年を目安に使い切りましょう。
■豆板醤の賞味期限は瓶とチューブでどう違う?
最近は便利なチューブタイプの豆板醤が販売され、冷蔵庫のドアポケットに保管しやすく、冷蔵庫の奥に入って賞味期限が切れてしまったなんてことも防げます。
長期保存では瓶の方が保存性に優れているため、チューブタイプは未開封で約1年の賞味期限が設定されています。
臭いが移りやすいチューブタイプは、冷蔵保存で開封後2~3ヶ月を目安に使いきりましょう。
食料の買い出しを済ませて帰宅してから凹んだ話。
チューブ入りの豆鼓醤と豆板醤を購入するつもりだったのですが豆板醤は瓶入りの方にしようとチューブ入りを商品棚に戻したのですが間違えて豆鼓醤を戻していたようです。
帰宅して買い物袋から瓶入りとチューブ入りの豆板醤が出て来ました。 pic.twitter.com/Tj1Kx1sUT4— 東光寺中国笛教室 (@chugokubue13) May 18, 2020
■豆板醤の値段の差で味や見た目に違いはある?
輸入商品や国産メーカーで大きく値段が変わります。
辛みが特徴の豆板醤は味に大きな違いはありませんが、商品によって日本人に合うように辛みを抑えた商品があります。
特に国産メーカーは辛みを抑えたものが多く、増粘剤や醸造酢なども添加されています。
そのため、水分量が多い商品はグラムに対して安いですが、その分多く消費する傾向があります。
選ぶ際はなるべく水分量が少なくて、添加物が少ないものを選ぶのがポイントです。
李錦記の豆板醤(226g)の味が気に入って探したけど見つからず、もっと大きい業務用(368g)を見つけて買ってきた。製造者は一緒だけど輸入者は前者がヱスビー、後者は大栄貿易公司。味が同じだと良いけど… pic.twitter.com/QWEoDKgSBl
— leftkick (@leftkick) September 17, 2019
■まとめ
同じ豆板醤でも国産メーカーは日本人に合わせた配合で、本場の辛みが味わえる輸入商品では、辛みの強さが大きく変わることがあります。
さらに、添加物が含まれていたり、原材料をみるだけでも違いがわかると思いますので、賞味期限と一緒に確認して購入しましょう。
最近は便利なチューブタイプが人気ですが、瓶より空気を通しやすく賞味期限が短いので、それも考慮して買う時は選んでみてください。
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