四川を代表する豆板醤は辛味調味料として有名ですね。スーパーの中華調味料の売り場を見てみると様々な豆板醤が並び、辣豆板醤なんて豆板醤も販売されています。
そんな豆板醤は辛いだけじゃなく、色々なメリットがあります。そこで、豆板醤の魅力や辣豆板醤似ついてご紹介します。
■辛いだけじゃない!豆板醤を料理に使うメリットとは?
辛みが特徴の豆板醤にはカプサイシンが多く含まれ、食欲増進効果があります。
その他にも豆板醤は麹菌を使った発酵調味料のため、お肉やお魚を柔らかくジューシーになり、麹の旨味が加わります。
さらに、塩気が強い豆板醤を下味として使用すればしっかり味が染み込み、料理の味もワンランク上の仕上がりになります。
夏野菜のアラビアータ
茄子、焦げ焼きにして皮剥いた万願寺唐辛子、白いんげん豆、ベーコン、玉ねぎを辛口のトマト煮込みにした。
隠し味はなんと豆板醤。豆の香りと旨味が入るのでトマト煮込みとよく合うのです。
粉チーズやシュレッドチーズをふんだんに使い辛味も相俟ってこりゃ食欲の魔物だ。 pic.twitter.com/8Ogbsa96hv— アリタコージ (@kj_gastronomic) August 22, 2017
■辣がつかないと辛くない?辣豆板醤について
豆板醤に「辣(ラー)」が付いた辣豆板醤(ラートウバンジャン)は台湾の豆板醤として扱われます。
普段めにする豆板醤は日本人に合わせた配合にメーカーが作っているので、本場の辛みよりかなり抑えられています。
辣豆板醤には台湾唐辛子が使われ、日本で販売されている豆板醤より辛く、唐辛子以外の香辛料も含まれています。
■豆板醤の代用品で作る!子どもも食べられる麻婆豆腐のレシピ
<材料>
・木綿(3cm角)・・・1丁
・挽き肉・・・100g
・長ネギ(みじん切り)・・・1/2本
・ショウガチューブ・・・小さじ1
・ニンニクチューブ・・・小さじ1
・酒・・・大さじ1
・味噌・・・大さじ1
・醤油・・・大さじ1と1/2
・一味唐辛子・・・小さじ1
・ごま油・・・大さじ1
・水・・・200ml
・鶏ガラスープの素・・・小さじ1
・水溶き片栗粉・・・大さじ1
・ラー油・・・大さじ1
1,鍋に湯を沸かし、豆腐を加えて1分ほど茹で、ザルに上げます
2,フライパンにごま油をひいて弱火で熱し、ショウガ、ニンニクを炒めます
3,香りが立ったら挽き肉を中火で炒めます
4,肉の色が変わったら、酒、醤油、一味唐辛子、味噌を加えて全体に馴染ませます
5,長ネギを加えて混ぜ合わせます
6,水と鶏ガラスープの素を混ぜ、フライパンに回し入れます
7,ひと煮立ちしたら、下茹でした豆腐を加え、弱火で3分煮ます
8,火を止めて水溶き片栗粉を回し入れ、全体をかき混ぜます
9,再び弱火にかけ、とろみがつくまでゆっくり混ぜます
10,とろみがついたら、仕上にラー油を回しかけて完成です
■まとめ
豆板醤は辛いですが、辣(ラー)がつく辣豆板醤はさらに辛く、本格的な味わいが楽しめます。
辣豆板醤も同じ麹発酵の調味料なので、料理や下味に使えば旨味やコクがアップし、料理の仕上がりもよくなります。
辛いのが苦手な方やお子様は豆板醤の量を調節したり、辛みを抑えた代用レシピを参考に作ってみてください。
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