ピクルスって何?栄養や代用について徹底解説♪

ハンバーガーの中に入っている酸っぱいキュウリのような野菜、カリフラワーやニンジンなどを瓶で漬けこんだオシャレなひと品。

 

なんとなくはわかるけど、自分で作ってみるにはハードルが高そう、そんな風に思ってしまいますよね。

 

今回はそんなピクルスとは一体何者なのか、栄養や代用品についてご紹介します。

 

ピクルスの魅力を知るいい機会なので、ぜひ参考にしてくださいね。

■ ピクルスとは

酢や香辛料をメインにした液体に漬けた漬物のことです。

 

漬けるものはキュウリや人参といった野菜から、魚や卵などもあります。

 

酢で漬けこむため、日持ちが長く海外では保存食として親しまれています。

 

日本の漬物と同じように発酵させるタイプとそうでないタイプがあり、ハンバーガーなどに入っているキュウリのピクルスは発酵させてないもので、キャベツのザワークラウトは発酵させるタイプになります。

 

 

味は甘酸っぱく、食べ方はサンドイッチの付け合わせとしてそのまま食べたり、ソースの中にきざんで入れて食べるなど、使い方はいろいろあります。

 

 

■どれくらい日持ちするの?

昔から保存食として親しまれていることはわかりましたが、具体的にどれくらい日持ちするのでしょうか。

 

これは、元になる食べ物によって違いがありますので、それぞれで解説していきます。

 

また、自作する場合の保存瓶は煮沸消毒が基本です。

 

菌の繁殖を防ぐためにも必ず行ってから食品を入れるようにして、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

 

☆ 野菜類の場合

市販品のもので未開封であれば、1年以上のものもありますが、開封したものや、手作りした場合は1週間以内に食べることが望ましいです。

 

冷蔵庫で保管するようにしましょう。

 

お酢には菌を抑える働きはあるのですが、殺菌の役割はありません。

 

開封して空気に触れることで、常在菌が入りますので開封後は早めに食べることがいいですね。

 

 

自家製のものをもう少し長期間保存したい、という場合は容器の熱湯消毒はもちろん、野菜も軽く熱湯にくぐらせてから保存すると2週間くらいは日持ちがします。

 

さらに保存したい場合はピクルス液ごと冷凍してしまうというのも手です。

 

このときの容器は瓶ではなく、耐冷性のタッパーかフリーザーバッグを使うようにしましょう。

☆ 豆類の場合

野菜同様、1週間以内がベストです。

 

豆は一度茹でてから使うので、洗っただけの野菜に比べると日持ちしますが、開封してしまうと同じように菌の混入が起こる可能性もあります。

 

冷蔵庫に保管して、1週間から遅くても10日以内に食べるようにしましょう。

☆ 卵の場合

卵も他の食材と同じように開封しなければ数週間は持ちますが、開封したあとは3~4日以内食べるようにしましょう。

 

ピクルスというと野菜のイメージが強いですが、卵もチーズのような濃厚さが味わえると評判の食材でもあります。

 

ウズラの卵と鶏卵の茹で卵で食感も変わりますのでぜひ両方試してみてくださいね。

 

 

■ピクルスの栄養

ピクルスの栄養は野菜の栄養とお酢の栄養を足したものになります。

 

お酢には酢酸やクエン酸をはじめとしたアミノ酸の栄養を多く含んでいます。

 

お酢で漬けられる方法で作られたピクルスは、お酢に含まれている栄養を野菜と一緒に取ることができます。

 

クエン酸には疲労したときに分泌される物質を分解する働きがあるといわれ、疲労回復効果が望めます。

 

また、お酢の作用で胃液の分泌を促して、消化酵素の分泌も活発にしてくれる働きも見込めます。

 

他にも美肌作用や、便秘解消、血糖値を下げる効果なども期待できますので、常備しておきたい食材です。

 

 

■ ピクルスの代用品

酸味があって、食感のいいピクルスを常備したい、市販のものもいいけど自分で作ってみたい、そんなときはあるもので代用してしまうのも手ですよ。

☆ きゅうり→ズッキーニは鉄板

ピクルスといえばキュウリが定番ですが、キュウリがないこともありますよね。

 

そんなときはズッキーニで代用するのが一番近いものになります。

 

緑と黄色のズッキーニを瓶に入れれば見栄えもかなりいいですよね。

酢漬けするときは切り方で食感が変わるのも面白いです。

 

輪切りにするとやわらかくなってピクルス液がよくしみた状態になり、縦に切ると歯切れのいい食感を楽しむことができます。

 

☆ タルタルソースに入れるなら

ラッキョウがおススメです。

甘酢漬けのラッキョウであれば、食感もほとんど変わりませんし、味もマヨネーズとよく合うため違和感がありません。

 

キュウリのピクルスが苦手でも、ラッキョウなら大丈夫、という人はラッキョウのタルタルソースを自作している人も多いようですよ。

そのままご飯のお供に食べることもできますから、もし余ってしまっても心配ありません。

☆ こんなアレンジもおすすめ

ピクルス液の中に入れるもので、味を変化させるのもオリジナリティが出せて面白いです。

 

基本はお酢と塩、水、砂糖を混ぜたもので作りますが、これにコショウや鷹の爪、ローリエやカレー粉などを入れると風味が変化します。

 

お酢も米酢ではなくワインビネガーやバルサミコ酢などを使うと味がぐっと変わりますので、自分の好みのピクルスを考えるのも楽しいですよね。

 

 

■まとめ

いかがでしたか?ピクルスのことが少しおわかりいただけたでしょうか。

● ピクルスは野菜を主に使う酢漬けの保存食
● 野菜だけで食べるよりもお酢の栄養素も一緒に取れる
● お酢の種類を変えたり、香辛料やハーブでもオリジナリティが出せる
● 食品によって食べられる期間に差がある

お酢や香辛料で味が変えられるピクルスはなかなか奥深い世界です。市販品もおいしいですが、自作して好みの味を見つけるのも面白いですよ。

いろいろな味のピクルスを作れば、お皿に出すだけの簡単野菜レシピも可能ですから、ぜひ試してくださいね。

 

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