木製のテーブルは使い続けると生活の中でコーティングが剥がれ、物を置いたり落としたりして、傷が増えていきます。
そんな時に役立つのが、ほとんどのご家庭にあるオリーブオイルです。
テーブルの傷を隠すだけでなく、怪我や火傷の傷にも効果的とされている、万能オイルです。実際にオリーブオイルでテーブルや、火傷にどんな効果があるのか、方法なども一緒にご紹介します。
■テーブル傷をオリーブオイルで隠す方法
お酢とオリーブオイルを1:1の割合で混ぜたものを布に染み込ませ、気になる部分に染み込ませるイメージで拭いていきます。
オリーブオイルがコーティングのように木材に染み込み、新品のような艶が出ます。乾燥性のオイルではないため、仕上に乾拭きをするとべとつきがなくなります。
■なぜオリーブオイルは木製製品に効果的なのか
オリーブオイルはニスやワックスの役割があるため、家具や木材のオイル仕上や、メンテナンスでも活用されています。
そのため、傷を隠すことができ、熱で白くなった輪ジミなどにも効果があります。
さらに、傷以外の部分もオリーブオイルで拭けば、新品のコーティングがされたように綺麗になり、虫よけ効果もあるため家具に使うのは効果的です。
■オリーブオイルで火傷をやわらげる方法
患部にオリーブオイルを塗り、食用ラップを被せます。ラップが滑りやすいため、テープで固定するか、サポーターなどを使用しましょう。
オリーブオイルに含まれるオレオカンタールは、抗炎症作用や鎮静作用があるイブプロフェンと同じ働きがあるため、応急処置から完治まで活用できます。
痛む火傷にはオリーブオイル塗ってラップだそうです pic.twitter.com/dTyq0L2q7G
— 傷まめこ (@kizumameco) October 8, 2014
■なぜオリーブオイルは火傷に効果があるの
抗酸化療法や抗炎症療法は、火傷の治療として有効です。
抗酸化作用のあるビタミンやオレイン酸、抗炎症作用のあるオレオカンタールが含まれるオリーブオイルは、保湿やターンオーバーを促す効果もあり、火傷に直接塗布しても、食事に取り入れても効果があると研究結果が公表されています。
さらに、イタリアでは応急処置として患部にオリーブオイルを塗る風習があり、火傷の創傷処置用の医薬品では、オリーブオイルを含む製品が多く、医療の現場でも使用されています。
また、傷跡にも効果があるため、患部が治っても使い続けるのがおすすめです。
■まとめ
日常的に使う木製の家具は、定年劣化でコーティングが剥がれたり、いつの間にか傷付けてしまうことが多く、見つけてしまうと目立ちやすく、どうしても気になってしまいますよね。
そんな時はご紹介した方法を試してみてください。
また、日常的にオリーブオイルを使用している方は、オリーブオイルを使った応急処置を覚えておくと、いざという時役立つかもしれません。
是非参考にしてみてください。
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