オイルと聞くと油焼けを想像して、顔に塗るのをためらってしまう人もいるのではないでしょうか。
実はオリーブオイルには紫外線を吸収するはたらきがあるのですよ。今回はそんなオリーブオイルと日焼けの関係を解説していきます。
■食用のオリーブオイルは日焼け止めとして使える?
食用の日焼け止めを顔に塗ることはおすすめしません。
しかし、オリーブオイルに含まれるオレイン酸には、紫外線の吸収を和らげる作用が見込まれています。
なんの期待もせずに塗ったら思いのほか日に焼けなかった、という人がいるのも事実です。
おすすめしない理由は、食用のものと顔に塗るタイプのオリーブオイルは精製の度合いが違うため。
全ての食用オリーブがダメという訳ではありませんが、顔用のオリーブオイルはしっかり不純物を取り除いて精製されたものです。
日焼け止めの効果よりも、不純物が顔への刺激になってしまう可能性があるからです。
■オリーブオイルを使った効果的な日焼け対策
オリーブオイルといえば抗酸化作用やビタミンEといった美容ビタミンが含まれているオイルです。
ダメージを受けた肌に塗ることで、成分が肌にはたらきかけ、オイルの保湿効果で日焼けによる水分の蒸発を防ぐことができます。
塗るのであれば、量は1~2滴で十分です。塗り過ぎには注意しましょう。
また、塗るではなく食べることで体の内面からも肌の調子を整えることができます。
■オリーブオイルで日焼け対策をするときに気をつけること
完全な日焼け防止にならないということです。
ヤケドのような焼けすぎは防いでくれますが、日差しの強さによっては肌が火照ったりすることはあります。
日差しが弱い時期や、あまり外出しないときに塗るのがベストです。
絶対に焼きたくないようなときは、オリーブオイルの上から日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。
■オリーブオイルはしっかりメイクを落とせる?
食用のオイルをクレンジングとして使う場合は、物足りないかもしれません。
クレンジングと銘打ってあるものは、洗浄力も考えられていますので心配ありませんが、食用にはそれが入っていないためです。
オリーブオイル配合のクレンジングは洗浄力のほかに、肌が元気になる成分が入っているのでおススメです。
■オリーブオイルを使用したおすすめクレンジング商品
オリーブオイルクレンジングのおススメを2点紹介します。
★DHC薬用ディープクレンジングオイル
https://item.rakuten.co.jp/dhcshop/8000000300/?iasid=07rpp_10095___e8-kig
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DHCといえばオリーブオイル美容の先駆け的存在。洗い上りはさっぱりしますが潤いも守ってくれます。スペイン産有機栽培のオリーブを使った贅沢な製品です。
★オリーブオイルクレンジング
オリーブオイルの有効成分と洗浄力のバランスが取れた人気商品です。
洗い上りはさっぱりしているのに突っ張らず、潤いを感じるクレンジングです。毛穴汚れもスッキリできるのはポイントですね。
■まとめ
● オリーブオイルのオレイン酸は紫外線の吸収を和らげる作用がある
● 日焼け止めとして使うときは、日焼け止めと併用するのがよい
● 塗るときは1~2滴と少量で
● 食用のオリーブオイルをクレンジングで使うときは、軽めのメイクのときに
オレイン酸には紫外線を吸収するはたらきがあることがわかりました。
とはいえ、真夏のような日差しの下では日焼けをしっかり防ぐのはできません。
日焼け止めと併用するときは、オリーブオイルを塗った上から、日焼け止めを塗るようにしましょうね。
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