ワイシャツなどの服を「パリッ」と仕上げたい時に使う「アイロンのり」。
仕事でワイシャツや制服を着る方なら、毎日使っている方もいるはず。
しかし、毎日使っていると「ついうっかり切らしてしまった…」なんてこともあるかもしれません。
今回はそんな困った時に役立つ「アイロンのりの代用品」をご紹介していきます。
是非参考にしてくださいね。
■アイロンのりとは?成分や効果を徹底解説
アイロンのりの主成分は「デンプン」です。ここに耐熱性ポリマーという成分を入れて、アイロンの熱にも耐えるようにして作られています。
アイロンのりは衣服をパリッとさせる他、コーティングして汚れをつきにくくする効果もある優れものです。
8.アイロンのり
霧吹きタイプのアイロンのり。吹きかけてアイロンするやつ。シャツとかパリッとさせるやつ。めっちゃパリッとする。めっちゃパリッと(大事な事なので2回)。シワとか秒でなくなる。しかもめっちゃクリーニーグ屋の匂いする。最近買ってどハマりした。— たじぇ (@taje7127) April 8, 2017
アイロンのりを使ったワイシャツのあの「パリッ」と感は、デンプンがあることで生まれているのです。
■アイロンのりの使い方とは?おすすめの方法も紹介
衣服をハンガーに掛け、アイロンのりをパリッとさせたい部分にスプレーします。この時周りを汚さないためベランダなど外でやるのが最適です。
後はアイロンをいつも通りかければOK。スプレーしたことでシワも伸びやすくなっています。
コックコートのエリとお腹あたりの汚れそうな部分にしか
アイロンのりを噴霧しないセコさ、、
お高めのワインや日本酒を購入するのは躊躇いのだが
なんで仕事着のアイロンのりをケチるのだろうか
ワイン1本分で何十本アイロンのり買える?? pic.twitter.com/ExIXe2w0Nx— KATANO (@odake105) January 12, 2016
■アイロンのりの代用になるものを3つ紹介
★お米
今日の晩ごはんのお米が余っているなら、それを使ってアイロンのりの代用品を作ることができますよ。
お米の主成分はアイロンのりと同じくデンプンです。少し手を加えることで、このデンプンを取り出し、アイロンのりとして使えるようになります。
余ったお米に少量の水を入れ、火にかけます。沸騰したらザルで濾し、お米と水分に分けます。濾した後に残った水分にデンプンが染み出しているので、これがアイロンのりの代用品になります。
スプレーボトルに入れ、アイロンのりと同じように使ってください。
★でんぷん粉
片栗粉やコーンスターチなどのでんぷん粉も、少し手を加えるとアイロンのりの代用品として使うことができます。
鍋にでんぷん粉と水を入れ、火にかけます。加熱しているうちに、白く濁っていた水が透明になってきます。そうなったら完成です。
濃いかな?と思ったら水で薄めて使うようにしてください。
★洗濯のり+水
余った洗濯のりがあるようなら、水で薄めればアイロンのりとして使えるようになりますよ。
洗濯のりとアイロンのりは、成分も効果もほぼ同じです。違うのは使うタイミングだけ。水で薄めてスプレーボトルに入れて使いましょう。
■アイロンのりの代用を使用する上で気をつけること
アイロンのりの代用品は、作ったら使い切るようにしましょう。
お米やでんぷん粉を使った代用品は、一度にたくさん作れば次回以降も使えて便利な気がしますが、天然のものなので保存ができません。時間が経つと変色したり、カビが生えてしまう可能性があります。
代用品は使う分だけ作り、次回に持ち越さないように注意しましょう。
■まとめ
・アイロンのりの主成分は「デンプン」
・アイロンのりは衣服をパリッとさせる他、コーティングして汚れをつきにくくする効果もある
・アイロンのりの代用になるものは以下の3つ
【お米、でんぷん粉、洗濯のり+水】
・アイロンのりの代用品は、作ったら使い切るようにする
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