かわいいお菓子を作りたい!と思った時に使う「食紅」。
ホイップクリームやマカロンなどの洋菓子の他、和菓子のレシピにでてくることもあります。
しかし、めったに使うものではないので「食紅なんて持ってないよ…」という方は多いはず。
そこで今回は、そんな方のための『食紅の代用品』についてご紹介していきます。
また、食紅は体に悪いのかも一緒に解説していきますね。
ぜひ参考にしてくださいね。
■食紅とは?種類や使い方を解説
★天然色素
ベニバナやベニコウジなど、植物を原料として作られているのが天然色素。できるだけ自然由来の食材を使いたい方は天然色素の食紅を選べば良いでしょう。
自然由来のものなので小さなお子さんへの贈り物にもピッタリ。淡い色合いが特徴で、和菓子に使われる事が多いです。
★合成着色料
いろんな色のお菓子を作りたい時は合成着色料がおすすめ。値段も安く、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
少量でもキレイに発色してくれるので、初めて使う方でもキレイなお菓子を作ることができますよ。
■食紅は体に悪い?栄養成分について
「食紅は体に悪いのでは?」と思われている方は多いようです。実際のところどうなのでしょうか?
天然色素の原料はベニバナや、ベニコウジなどの自然由来のものです。自然由来のものなので、基本的には安全なものが多いです。
一方合成着色料の原材料は、石油を原料とするタール系のものが多く販売されています。
このタール系は合成色素は発がん性があります。ですが、致死量は200g~300gと言われており、普通に生活していて食べる分には決して超えることのない量です。
食紅は大量に摂取すると健康を害する可能性はありますが、基本的には安全なものと考えて問題ないでしょう。
■食紅の代用品
★かき氷シロップ
夏にかき氷に使って余っているかき氷シロップはありませんか?赤、青、黄色など、多様な色の食紅の代用品として使うことができます。
かき氷シロップは甘さが強く、水分が多いのでお菓子に入れる場合は糖分、水分を調節して使うようにすると良いですよ。
★ココアパウダー
冬になると飲みたくなるココア。そんなココアのパウダーは、茶色の食紅の代用品になります。
ココアには粉末ミルクが入っているミルクココアと、ココアだけの純ココアがあります。食紅の代用品といして使うなら純ココアの方が少量でしっかり色をつけてくれるでしょう。
★バタフライピー
青い紅茶と言われるバタフライピー。青の食紅の代わりとして使うことができます。
一度しっかり煮出して使っても良いですが、焼き菓子にそのまま葉っぱごと入れてしまうという使い方も可。しっかりとした青色がつきますよ。
ホロライブ3期生コラボフードのRosca de pekorascaを掲載していただいてありがとうございました。
コメントで着色料?食紅?って言われてたやつは、バタフライピーというマメ科の花由来の天然色素を使いました。#みんなのホロライブコラボフード pic.twitter.com/JtLq62mWv5— たらちゅ (@tarachusan) December 24, 2019
★抹茶パウダー
抹茶パウダーは緑の食紅を代わりに使うという方法もあります。
抹茶は水分をとてもよく吸います。少量だけ入れるようにするか、レシピ全体の水分を少し増やすことでバランスを取るようにしましょう。
★ビーツ粉
ビーツ粉を使えばお菓子や料理を赤色に着色することができます。
ビーツとはサトウダイコンの一種で、ロシア料理のボルシチに使われることで有名です。
自然の食材なので、安心して使うことができます。
食紅じゃないです、ビーツ(赤かぶ)です✨
卵白粉が届いたのでiherbで買ったビーツ粉で小麦ファイバー蒸しパンやってみました。
小麦ファ10g
ビーツ粉5g
サイリウム8g
卵白粉5g
BP3g
レモン汁ひと振り
レンチン3分甘みも塩も忘れたけどビーツのほんのり甘みで十分イケました✨ pic.twitter.com/yCMdnyecHu
— 悠 (@resetbyworkout) November 27, 2018
★ジャム
比較的入手しやすいのがこのジャムです。いろんな色があるので代用品としても使いやすいのが特徴。
しかし、甘みが強く、重さがあるので物によってはキレイに混ざらない可能性もあります。食材の味も強くでるので、色だけを目的とするなら使うのは難しいでしょう。
■おすすめの色別・代用品
赤・・・イチゴパウダー、トマトパウダー、イチゴジャム、赤しそ、グレナデンシロップ、ビーツ
青・・・紫芋パウダー、ブルーベリージャム、バタフライピー、紫キャベツ
緑・・・抹茶、ほうれん草パウダー
黒・・・黒ごまペースト、ブラックココア、竹炭
■どこにある?食紅が売ってる店を紹介
★製菓用品コーナー
スーパーや、ショッピングモールにある製菓用品コーナーに行けば、食紅は販売されています。
代表的な、赤、黄色程度であればすぐ手に入れることができるでしょう。
★調味料コーナー
同じくスーパーや、ショッピングモールにある調味料コーナーにも食紅が置いてあることがあります。
料理に使う塩やこしょうの場所ではなく、はちみつなどの製菓用品があるところにあることが多いです。
★ネットショップ
ネットショップであれば間違いなく食紅を見つける事ができます。
スーパーなどには置いてないことの多い青や緑なども簡単に見つける事ができるでしょう。
しかし、送料がかかってしまうのでどうしても割高担ってしまいます。
赤などの身近な色はスーパー。スーパーに無い色はネットショップで購入するようのがおすすめ。
★100円ショップ
100円ショップの製菓用品コーナーに食紅が置いてあることもあります。製菓食材が置いてあるところか、クッキーの型などが置いてあるところが有力です。
■まとめ
・食紅には自然なもので作られている「天然色素」と、タール色素等で作られる「合成着色料」がある
・どちらも過剰に摂取にない限り体に影響は無いとされている
・食紅の代用になるものは以下の6つ
【かき氷シロップ、ココアパウダー、バタフライピー、抹茶パウダー、ビーツ粉、ジャム】
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