鶏がらスープ鶏の旨味が凝縮し、中華料理を作る時に加えると鶏がらスープのみでも十分味が決まるため、重宝する調味料ですね。
万能調味料で定番と言えば鶏がらスープ以外にもコンソメもありますが、どのように使い分けていますか?
実際細かい違いが分からず何となく使っている鶏がらスープとコンソメの違いについてご紹介します。
■鶏がらスープとコンソメの違い
鶏がらスープは名前でもわかるように鶏の出汁です。原材料にはチキンエキスや鶏油、その他食塩やうま味調味料で作られているので、さっぱりとした味わいに鶏のコクや風味が強いのが特徴です。
一方コンソメは、色々な肉のエキスと野菜のエキスを抽出したものを言います。
余分な脂肪分やアクなどの副産物を取り除き、透き通るまで丁寧に処理します。
コンソメのの方が濃くはっきりとした味わいが感じられ、鶏がらスープはそのままでは物足りない味わいで、旨味やコクを加えてくれます。
30日目。今日こそ薄味で野菜の味を引き立てる。肉は豚肉。
にんじん、チンゲンサイの茎、エリンギを先に炒めてからチンゲンサイの葉、たまねぎを入れて炒める。
味付けは胡椒とコンソメと鶏がらスープ。
コンソメの味はやはり強い。たまねぎを遅く入れたせいでにんじんが焦げてしまったが、合格点。 pic.twitter.com/HJ8oDtGA1O— 30日野菜炒め (@30dayscooking) May 22, 2020
■鶏がらスープとコンソメはお互いに代用できる?
コンソメと鶏がらスープにはお肉のエキスが含まれ、旨味が凝縮しています。
コンソメの代わりに鶏がらスープを使う場合は野菜エキスの風味がないため、メインの調味料としては難しく、どうしても中華っぽい風味になってしまいます。
ですが、隠し味や料理に旨味を足す使い方はお互いに代用できます。
■鶏がらスープとコンソメの使い分けとは?どんな料理に合う?
鶏がらスープは味わいが強くないので、料理のベースや旨味調味料としての役割があり、炒め物から煮込み料理まで中華料理全般でよく用いられ、濃い味の調味料と合わせて使われることが多いです。
はっきりとした味わいのコンソメは、フランス料理やイタリア料理などの洋食を中心に用いられ、パスタやスープなどの濃い味付けをする時やメインの味付けとしても使われます。
和食には魚介出汁
中華には鶏がらスープ
洋食にはコンソメあとは塩味と甘味と香辛料を
テキトーにぶち込んでおけば美味しいこれに気づいたのが
ぼくの料理生活のターニングポイント次のターニングポイントで
ぼくはパンダになった#今日のパンダ pic.twitter.com/mkpLznXBYn— いのぷー (@pinoue25) February 12, 2021
■相性は?鶏がらスープとコンソメを混ぜると美味しいの?
鶏がらスープは料理のベースに使われ、コンソメはメインとして濃い味が特徴です。
両方とも肉のエキスが含まれているので、2種類を混ぜると相性がよく、より美味しい味付けに仕上がります。
ですが、2種類には多くの塩分が含まれているので、味付けや配分に気を付けましょう。
【今日のごはん】
スープパスタ先日ラーメンを作った時のベースの鶏がらスープにコンソメを足してスープパスタにしました。あっさりしてるのに濃密なチキンの香りがサイコーです。具に入れたセロリの香りが爽やかで良い仕事をしています。
<ムラカミ> pic.twitter.com/6un9sSWKbF
— OVER THE SANZU RIVER (@obasanzuri) May 8, 2020
■まとめ
洋食にはコンソメ、中華には鶏がらスープと何となくで使い分けている方が多いですが、組み合わせるのも旨味が増し、コンソメは味が強いので代用として使う時には量を考えれば美味しく仕上がります。
人それぞれ好みもあると思いますが、敢えてコンソメを使ってみたり、またその逆を試してみると料理の幅が広がりますので、ぜひ色々な料理に使ってみてください。
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