ケッパーベリーとは?味や栄養成分・効果・効能などを徹底紹介

豆知識

オリーブのような形にヘタがあるちょっとかわいらしいケッパーベリー。ワインやビールなどのお酒と相性がよく、おつまみとしても人気があります。

ケッパーと言えばフレンチやイタリアンでよく目にしますが、見た目が大きく違うので全くの別物?同じ種類?どんな味?なんて思う方も多いと思います。

そんなケッパーベリーの味や栄養価、ケッパーとの違いについもご紹介します。

 

 

■ケッパーベリーとは?

オリーブのような実に、ヘタが付いたサクランボに似ているかわいらしい見た目をしています。

柔らかい実の中に小さな種が入っていて、プチプチした食感が楽しめます。見た目通りオリーブの味と似ていて、爽やかな風味があり、調理せずそのままおつまみとして好まれます。

和名で棘風蝶木(トゲフウチョウボク)、別名ケッパーという木の花が咲いた後にできる実を、酢漬けにしたものがケッパーベリーです。

あまり実がならないため、ちょっと高価になっています。

 

 

■ケッパーベリーの栄養成分

ケッパーベリーはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、女性に欠かせない「鉄分」、アンチエイジング効果のある「ビタミン」や「βカロテン」、生活習慣予防になる「ルチン」が多く含まれています。

最近はダイエット効果が注目され、人気が高まっています。さらに、サプリとして人気のあるケルセチンやカプリン酸を多く含み、民間薬として活用されることがあります。

 

 

■ケッパーベリーの効果・効能

★ダイエット効果

ケッパーベリーに含まれるカプリン酸は、ダイエットや美容にいいとされるココナッツオイルやMCTオイルにも含まれる、中鎖脂肪酸と言われる成分です。

脳のエネルギー源になるため、脂肪として体内に蓄積されにくく、体の脂肪燃焼を促す効果があります。

 

 

★関節痛緩和や抗リウマチ作用

ポリフェノールの一種であるケルセチンはタマネギやブロッコリーに含まれ、サプリとしても人気の成分です。

ケッパーベリーにもケルセチンが多く含まれ、高い抗酸化力で筋肉の減少を抑える効果があることがわかっています。それに伴い、関節のクッションになっている軟骨のすり減りを抑えてくれます。

 

 

★血液流動性改善効果

蕎麦に多く含まれるルチンは、強い抗酸化作用があり、生活習慣病予防などに効果的と言われています。

さらに、ビタミンCの吸収を促進し、毛細血管を強化するため、血流や血管に関連する疾患の予防になります。

 

 

■ケッパーとケッパーベリーの違いとは?

フレンチやイタリアンでよく見る深い緑色をした小さい粒のケッパーは、「ケイパー」「ケーパー」と呼ばれ、開花前の木の蕾を塩漬けまたは酢漬けにしたものです。

ケッパーベリーは開花後にできる実なので、同じ棘風蝶木(トゲフウチョウボク)木から収穫されます。

どちらも味はオリーブのような爽やかさがあります。一般的にどちらも料理に加えられますが、ケッパーベリーはそのまま食べることが多く、ケッパーはそのまま食べることはほとんどありません。

https://twitter.com/leoleoncinofi/status/873650810034552832?s=20

 

 

 

■まとめ

あまり目にしないケッパーベリーですが、ケッパーをお使いの方なら馴染みの味わいだと思います。

癖になるプチプチとした食感が楽しめ、ピクルスと同じような感覚でそのまま食べても、料理に添えても美味しく食べられます。

気になった方はぜひ試してみてください。

 

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