花粉症予防やインフルエンザ予防で使う機会が多いマスクは、予防だけでなく自分のウイルスを飛ばさない効果もあり、のどの痛みを緩和するなど様々な使い方があります。
マスクがないと風邪を移してしまったり、症状が酷くなってしまったり困りますよね。
そんな時に役立つマスクの代用品をご紹介します。
■用途で使い分けが必要!粒子の大きさとマスクの種類を紹介
マスクは用途によって使い分けが必要で、使い分けをしないと意味がなくなってしまいます。
マスクは粒子が繊維に絡みつくことで飛沫や吸引を防止しますが、完全には防ぐことができず、マスクをすり抜けてしまい、防ぎたいものを防ぐことができません。
商品にも花粉用やウイルスカット、PM2.5 も通さないなどの記載があるので、自分の使用用途を考えて、粒子を通さないものを購入しましょう。
・カビ3~5㎛
・黄砂 0.5~5㎛
・PM2.5 2.5㎛
・SARS 0.08~0.2㎛
・インフルエンザ0.08~0.12㎛
・コロナウイルス0.1㎛
・ノロウイルス0.03~0.04㎛
・タバコの煙0.01~0.5㎛
★サージカルマスク(0.3㎛の以上の粒子を防ぐ)
医療用マスクとも言われるサージカルマスクは装着した人から排出された粒子が大気中に広がるのを防ぐ目的で使用されます。耐水加工されているものもあり、血液や体液が付着するのを防ぐサージカルマスクもあります。
★N95マスク(0.3㎛の以上の粒子を防ぐ)
WHOや厚生労働省は、患者と接触する医療関係者に対して、飛沫感染に有効なN95 マスクの着用を推奨するほど優れたマスクです。マスクを装着する人を守る目的で使用され、顔に密着するように設計され、0.3㎛の粒子を95%カットしてくれます。
★不織布マスク (5㎛の以上の粒子を防ぐ)
繊維が細かく重なり、何枚も布を重ねているため、ある程度の粒子を防いでくれます。着け心地が軽いですが、顔とマスクの密着が弱いので気をつけましょう。しっかり装着すれば、近い距離での対談や満員電車でも有効です。
★ガーゼマスク (100㎛の以上の粒子を防ぐ)
馴染みのあるガーゼマスクですが、何度も使用していると縮んでしまったりするので、そういった場合は感染や飛沫のリスクが高くなるので、しっかり管理しましょう。肌に優しい綿の素材なので、アレルギーや肌が弱い方でも快適に装着できます。
★ポリウレタンマスク (100㎛の以上の粒子を防ぐ)
スポンジのような素材で伸縮性があり、顔に密着するので隙間からの飛沫や吸引を防ぐことができます。着け心地もよくレジャーやスポーツなどでも呼吸がしやすくなっています。
花粉の量が増えてきたので、マスク品切れギリギリに買えた『ポリウレタンマスク』を使います。
これ、ものすごく良いです。楽です。
これから花粉も黄砂もどんどん飛ぶので、マスクの供給が復活したら、みんなみんなマスクマンになると良いですよ。ポリウレタンアレルギーの人は使えない。残念。 pic.twitter.com/ieQJZGDtGi
— 道原かつみ (@michiharakatumi) March 7, 2020
■マスクの代用になるものを10種類紹介
★ネックウォーマー
防寒アイテムとして便利なネックウォーマーは、デザインも豊富でお洒落アイテムとして使用してる方も多いのではないでしょうか。鼻から顎にかけて覆うことができるので代用品に活用できます。
伸縮性のあるものはズレにくく、通気性のいいものは夏を除いて使うことができます。
とりあえず、自分用のマスクはないから、
トレラン用に使ってる
ネックウォーマーを使用中。マスクじゃない方法のひとつにはなる、かな?
因みに今年は暖冬なので、
意外と入手しやすいので、
気持ち休めとしての対策に^ ^#マスク代用 pic.twitter.com/YQsaRAP3LT— たまちゃん (@trailraid) March 5, 2020
★マフラー
防寒具のマフラーは首を温め、免疫を上げる効果もあります。口や鼻を覆えばマスクの代用として使用できます。顔に触れるため、肌に優しい素材を選ぶことをおすすめします。
マスクが無い時用のマフラーの巻き方講座。#マスク #代用 #効果 は #保証しません#マフラー #巻き方 #揚巻#忍者 ? https://t.co/PuynHiwnz3 pic.twitter.com/gEgjJMutMB
— あげPP1 (@AGEAGE101) March 13, 2020
★タオル
ハンカチやハンドタオルなどサイズは様々ですが、大きいサイズであれば自分に合ったサイズに切って作ることができます。ハンカチサイズならそのままゴムを付ければ簡単にマスクが作れるので、手芸が苦手な方にもおすすめです。
今日 子供の傷用にガーゼを買いに行ったらドラッグストア 3店舗 欠品中!!
多分 マスク代用で欠品なんだと思う。
本来の用途で使えないのに腹が立ち帰ってから家にある物でマスク代用品を作る!ハンドタオル。これで良くない?! pic.twitter.com/9ngFy7gZ9z— りよとぴよ (@I42Riyo) February 24, 2020
★スカーフ
夏場にワンポイントで首に巻いたり、鞄に結んだり色々な使い方ができます。マスクとして代用でき、デザインも鮮麗されたものが多いので女性におすすめです。
海外ではマスクも見直されてる上フェイスカバーも推奨してるらしいので家中探したらネックカバーと柔らかいストールあった!ガーゼハンカチ挟みこんで使えば大丈夫そう。仕事では無理でも外出だけならこれでOKかも。あるもの使えば材料費ゼロw素敵スカーフならファビュラスに。#マスク代用 #実質ゼロ pic.twitter.com/SinizPZHo4
— Minly (@minly_san) April 5, 2020
★バンダナ
お弁当を包んだり、お洒落なアイテムとして使用するバンダナは、肌に優しい素材なので、マスクの代用に向いています。男性でも活用できるので、是非使用してみてください。
もう誰かが気付いちゃいるだろうけど、口元と鼻先が塞げりゃ良いのであれば、バンダナでマスクの代用は可能だよね。
上手く折り畳めば三角形にもならないし。#マスク#代用#流用 pic.twitter.com/BtJ6ckltOx— 清廉焼玉親司 (@CV1WLLXFZ) March 4, 2020
★紙ナプキン
紙ナプキンは吸水性が高く、簡単にマスクを作ることができます。最近は紙ナプキンもお洒落なデザインが多く、100円ショップで購入できるので、好みの柄を選んで作ってみてください。
★ストール
夏場に使用することが多いストールは、日焼け止め効果があるものもあります。夏場でも蒸れにくく肌に優しい素材なので、代用品として活用してみてください。
★コーヒーフィルター
コーヒーフィルターは繊維が細かく、飛沫を防止する効果が高い素材です。100円ショップで購入でき、枚数もかなりの量が入っています。緊急時にも使用でき、自宅にコーヒーフィルターがある方は試しに使用してみてください。
★ネックガード
UVカットや冷感素材のものが多く、夏場の熱中症対策として重宝します。速乾性があるので蒸れにくく、デザインも豊富なので好みのものを選んで代用品として活用してみてください。
飛沫防止用の冷感マスク?ネックガード?ですけと、忍者ですね(*´艸`) pic.twitter.com/qV8HxlFc0r
— うっかりREDワカメ (@3030030ka) July 11, 2020
★キッチンペーパー
調理の時に使用するキッチンペーパーは、衛生的にも優れた素材で、吸水性が高いので蒸れにくいです。簡易マスクとしても推奨されているので、代用品として使用してみてください。
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。 pic.twitter.com/sb46djvi45
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 6, 2017
■まとめ
マスクの代用品としては、身近な布製品や紙製品が多く、手元にあるものもあるのではないでしょうか。
マスクの種類などもご紹介しましたが、マスクは使うシーンによって使い分ける必要があります。
代用品も季節や使う場面で使い分けたり、着け心地など自分に合ったものを選んで活用してみてください。
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