食器を洗う手間を大幅に省いてくれる食洗機。
時短にもなりますし、冬に冷たい思いをしなくて済むのでとても便利ですよね。
食洗機を使う時に一緒に使うのが「食洗機洗剤」。
今回この記事では、そんな困った時に役立つ『食洗機洗剤の代用品』についてご紹介していきます。
また「食洗機洗剤なしでも使えるのか」など、気になることも一緒にご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
洗剤の役割とは?
食洗機洗剤を切らした時一番最初に考えるのは、
「今日は洗剤なしで食洗機使おうかな」
ですよね。
節約にもなりいい感じがします。
しかし、できるなら洗剤なしで使うのは避けたほうが良いでしょう。
洗剤なしで食洗機を使うと、食器についていた汚れが食洗機の中をグルグル回ってしまうので、食洗機自体に汚れが溜まってしまいます。
その溜まった汚れが食器に再びついてしまうということも考えられます。
洗剤はお皿だけでなく、食洗機自体も洗浄しているのです。
次に紹介する代用品などを使うようにし、洗剤なしで洗浄するのは避けましょう。
食洗機洗剤の代用品
★オキシクリーン
コストコやドラッグストアで購入できる万能洗剤、オキシクリーンを持っていませんか?
もしもっていれば、食器用洗剤として使うことができます。
食器の主な汚れといえば油汚れ。その油汚れを落とすのにオキシクリンーンは力を発揮する洗剤なのです。
また、食洗機の熱いお湯に溶けることで洗浄効果がより高まります。
食洗機の中もばっちり洗浄してくれるので、食洗機洗剤の代用品としてピッタリです。
★液体マグちゃん
「マグちゃんシリーズ」をご存知でしょうか?
マグちゃんシリーズで有名なのが「洗濯マグちゃん」。
漂白剤や界面活性剤を使わず、水とマグネシウムだけで洗濯物をキレイにするという環境に優しい画期的な商品です。
液体マグちゃんはそんなマグちゃんシリーズの1つ。
水とマグネシウムだけの食器用洗剤なのです。
水にマグネシウムを加えると弱アルカリイオン水になります。
弱アルカリイオン水は洗剤と同じで油脂を分解する作用があるため、汚れやニオイをしっかり落としてくれます。
環境を気にする方や、小さなお子さんがいて漂白剤などが気になる方は専用洗剤を購入せずマグちゃんで代用するのがおすすめです。
★アルカリウォッシュ+クエン酸
食器を洗うというよりも、食洗機内を洗うのに適した代用品です。
アルカリウォッシュはアルカリ性なので油汚れを、クエン酸は酸性なので水垢や石鹸カスを落とす効果があります。
ただし、混ぜて使うと中性になってしまい効果がなくなるので、使う場合は別々に使ってくださいね。
食洗機洗剤の代用にならないもの2つ
★重曹
お掃除で大活躍する重曹。
使えば何でもきれいな気がしますが、食洗機とは相性が悪いのです。
重曹は、水に含まれるミネラルとくっついて固まり、食洗機が動作不良を起こし、最悪故障してしまう可能性があります。
また、一度汚れを吸い取った重曹がそのまま溶けずに残って庫内を回り続けるので、きれいになったはずの食器がま再び汚れてしまいます。
面倒な手間が増えてしまうので、重曹は使わないようにしましょう。
食洗機の修理に来たおじさんが言ってました。「機械が壊れる原因の多くは、“ 取扱説明書に書いてない自己流の工夫 ” を加えちゃうことにあるんです」「食洗機の場合だと、よく汚れが落ちるようにと熱湯を足してみたり、専用洗剤に重曹を足してみたり…良かれと思っても、そのうち機械は壊れます」
— 田中泰延 (@hironobutnk) November 4, 2015
★食器用洗剤
食器を洗う洗剤といえば食器用洗剤。
同じ用途なので食洗機に使えそうな気がしますが、これも使ってはいけません。
食器用洗剤は手洗いで使うことを想定されて作られているため、食洗機用の洗剤に比べ発泡性が非常に高いです。
ですので、食器用洗剤を使うと食洗機の中が泡まみれになってしまいまいます。
その結果、水漏れセンサーが働いて運転を停止したり、洗浄ノズルが泡を吸い込んで回転不良を起こし故障の原因になってしまいます。
こちらも手間が増えてしまうので、使わないようにしましょう。
分量に注意!食洗機洗剤の代用を使用する上で気をつけること
食洗機洗剤の代用品を使う時は入れる量に注意してください。
食器用洗剤と同じく、入れすぎると泡だらけになってしまい、故障の原因になってしまいます。
多くしたからといって汚れが落ちやすくなるわけではありませんので、適量を使うようにしましょう。
まとめ
・洗剤はお皿だけでなく、食洗機自体も洗浄しているので、洗剤なしで使うのはおすすめしない
・食洗機洗剤の代用品としておすすめなのは以下の3つ
【オキシクリーン、液体マグちゃん、アルカリウォッシュ+クエン酸】
・食洗機洗剤の代用品として使ってはいけないのは以下の2つ
【重曹、食器用洗剤】
・食洗機洗剤の代用品を使う時は入れる量に注意
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