そうめんやパスタなどの麺類を湯切りする時に使う「ザル」。
一家に一つなくてはならないキッチン用品ですよね。
しかし、麺を茹でている最中に、
「ザルが小さくて麺が全部入らない…」
「あ!他の料理にざる使ってるんだった!」
となってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『ザルの代用品』についてご紹介していきます。
合わせてザルの使い方、ザルの種類など気になることも一緒にご紹介していきます!
ぜひ参考にしてくださいね!
ザルとは?
ザルとは、昔からキッチンにあり、様々な用途で使うことがあるキッチン用品です。
主に水切りや湯切りで使用することが多いですが、野菜を干したり、焼いたケーキなどを冷ます場所としても使うことができます。
用途別!ザルの種類やそれぞれのメリットを紹介
盆ザル
お盆のような形をしている盆ザル。
水分が抜けやすくサッと蒸発するので、水切りや、茹でたものを冷ます時にとても便利です。
梅干しや、野菜を干すときにも重宝されます。
ざるそばやざるうどんを食べる時に使ったり、料理のときのお皿代わりに使うととてもおしゃれになります。
丸ザル
丸い形状の丸ザルは中身がこぼれにくい形状のため、湯切りや水切りに使われることが多いです。
スレンレスのものであれば湯切り、プラスチックのものはサラダに使う野菜の水切りに使うなど用途によって使い分けましょう。
目ザル
網目が大きく、少し深さのあるザルです。魚介類の湯通しや、ふり洗いに用います。底に足のあるものは水切れがよいです。
柄ザル
ザルに柄の付いたものを柄ザルといいます。
うどんやそばを温めるのに使われます。
ラーメン屋でよく見かける湯切りをしている道具も柄ザルの一種。
温めてそのまま湯切りができる便利なキッチン用品です。
素材別!ザルの種類やそれぞれのメリットを紹介
ステンレス製
ステンレス製は錆びにくく、食材の臭いが移りにくいというメリットがあります。
熱にも強く耐久性もあるので、扱いやすい素材です。
プラスチック製
プラスチック製のザルは軽くて扱いやすく、落としても割れにくいのが特徴。
また、値段も安く気軽に手に入れることができます。
熱に弱いので、湯切りなど熱いものを扱う場合には向きません。
竹製
竹製のザルは水切れがよく、水分が蒸発しやすいという特徴があります。
また、金臭さもなく、軽くて扱いやすいという特徴もあります。
干し野菜や梅干し、水切りなど多用途に使うことができます。
シリコン製
シリコンのマットのようなものに穴を開けたシリコン製のザル。
柔らかいので、野菜を包んでそのまま洗えたり、水を切るのにシリコン製ザルにそのまま包んで絞れたりととても便利です。
洗うのも簡単なので、後片付けもラクラクです。
シリコンザル。ダイソー。
使いやすい!
野菜洗って水切りの時にザルごとキュッと絞れる。 pic.twitter.com/58sB08bloV— こぉ (@koon421koon) December 19, 2019
ザルの代用になるものを3つ紹介
粉ふるい
お菓子を作る時、粉類のダマをなくすために使う粉ふるい。
粉ふるいはザルの代わりにして湯切りをすることができます。
使う時は、粉ふるいを網の台などに置いて使いましょう。
網の粗さによっては麺がこぼれてしまうので、細かい網目の粉ふるいを使うと良いでしょう。
鍋の蓋を少しずらす
鍋の蓋を少しずらしてお湯だけを捨てる方法です。
どうしてもお湯が残ってしまうので、ある程度湯切りした後、トングなどで他の場所に移すとしっかり湯切りができます。
メッシュタイプの袋
出汁を作る時に使うメッシュタイプの袋をザルの代わりに使うこともできます。
ボウルなどの耐熱容器にメッシュタイプの袋をセットし、麺を流します。
その後持ち上げれば湯切りができます。
事前に袋がずれないようにセットするのがポイントです。
火傷注意!ザルの代用で気をつけること
麺を茹でた後のお湯はとても熱いです。
代用品は湯切りをすることができますが、ざるほどの安定感がない場合が多く、火傷してしまう可能性があります。
湯切り前にずれないようにする、軍手をつけるなどしっかりと準備をして、火傷をしないように注意してください。
まとめ
・ザルは水切りや湯切りで使用することが多いですが、野菜を干したり、焼いたケーキなどを冷ます場所としても使うことができる
・ザルは形状、材質によって向き、不向きがあるので使い分けるのがベスト
・ザルの代用品としておすすめなのは以下の3つ
【粉ふるい、鍋の蓋を少しずらす、メッシュタイプの袋】
・麺を茹でた後のお湯はとても熱いので、代用品を使う時は火傷に注意
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