高カロリー!鯖みりん干しのカロリーとは?みりん 干しの作り方も紹介
ふんわりと焼き上げた鯖のみりん干し。鯖のうまみとほんのりとした甘味が絶妙にマッチして、おいしいですよね。
おかずやお酒の肴にもピッタリな鯖のみりん干しですが、カロリーが気になるところ。
今回は鯖のみりん干しのカロリーや栄養、自分で作る方法などを紹介します。
■みりん干しは意外に高カロリー!?
100gあたり230kcalくらいです。
半身は150gくらいなので、345kcalほど。ご飯1杯が100gあたり168kcalですので、かなり高い印象があります。
鯖自体のカロリーに加えて、みりんや砂糖といった調味料で加工されているため高めになるのですね。
■鯖のみりん干しの栄養成分
鯖に多く含まれている栄養は、タンパク質とビタミンB12です。
魚の中でも脂質が多いので、カロリーだけ見るとダイエットには不向きですが、鯖には青魚特有の栄養が含まれているため、上手に食べたいです。
タンパク質は体の組織を作る重要な栄養素で、内臓や皮膚、骨などを作る原料です。肌の調子を整えたり免疫力を高めるのにも重要な栄養素です。
ビタミンB12は血液を作るのに必要な栄養素で、貧血の予防に役立ちます。
また、鯖に含まれる脂には「EPA」や「DHA」といった不飽和脂肪酸が多く含まれています。この脂肪酸には血中の善玉コレステロールを増やしたり、血管の健康を保つはたらきが望めます。
■自宅で簡単!魚のみりん干し作り方
生魚から自宅でみりん干しを作りたいときの簡単な方法です。
● 鯖・・・2匹
● 〇みりん・・・大さじ4
● 〇醤油・・・大さじ5
● 〇酒・・・大さじ
● 〇砂糖・・・大さじ1/2~1
● 白ごま・・・適量
1. 鯖を3枚におろして、内臓や血合いを丁寧に洗う
2. 〇の調味料を混ぜる
3. 平たいバットなどに1と2を入れる
4. 鯖の裏表を何度か返しながら、半日~1晩冷蔵庫で漬ける
5. 鯖の表面の調味料をキッチンペーパーなどで拭き取り、ごまをふる
6. 干しかごなどで風通しの良いところで干す
7. 夏場は1~2日、冬場は2~3日干して完成
鯖は生鯖を使用してください。塩鯖は味がうまく出せないので、みりん干しにはむいていません。
漬けるときにビニール袋を使ってもいいですね。その時は骨で穴が開かないように気をつけましょう。
干すときは洗濯ピンチなどで挟んでも干せます。その際は鯖の頭の方を挟むようにすると身が崩れにくいですよ。猫や虫には気をつけてくださいね。
■冷蔵庫で簡単にできる作り方
外に干すのはホコリや虫が気になる、という人も冷蔵庫で作る方法があります。
上のレシピの5番の後に、網かお皿にのせてラップはかけずに冷蔵庫に置いておくだけという手軽さです。
干し時間は半日から3日ほど。表面が乾燥してきたら完成です。
においの心配もなく簡単にできるので、外に干すのことに抵抗のある人はこの方法でやってみてくださいね。
夏の暑すぎるときにも、腐る心配がないですよね。
■美味しく作るポイント!
● 身の厚さで浸け時間や干し時間を調整すること
● 中骨を取っておくこと
鯖自体の大きさや厚みによって、時間を調整する必要があります。
上にのせたレシピは目安ですので、大きさに応じて浸け汁の量を調整することも考えたほうがいい場合もあります。
また、味を染みやすくするため、中骨は面倒がらずに取っておくほうがいいですね。3枚におろせば問題ありませんが、2枚おろしになっているものを買ってきたときなどは中骨を取るようにしましょう。
■まとめ
● 鯖のみりん干しのカロリーは、半身で350kcal近くある
● カロリーは高いが、青魚特有の優れた成分が含まれているので上手に食べたい
● みりん干しを自作すると、自分好みの味付けにできる
● 冷蔵庫でも簡単にできる
焼き魚が苦手な子供もみりん干しなら喜んで食べる、というケースもあるようです。自分で味付けを変えられるため、さらに子ども好みの味付けにすることもできますよね。
カロリーは心配ですが、青魚は体にいい栄養がたっぷり入っています。上手に食事に取り入れていけるといいですよね。
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