加熱はダメ?キャベツの栄養を逃さない調理法紹介

調理法

キャベツはビタミンCや食物繊維など豊富な栄養素を含んでおり、適切な調理法を選ぶことで効果的に摂取することができます。

加熱することによって水溶性のビタミンを多く含むキャベツの栄養が減少してしまうのは本当です。
ですが、加熱することで増加する栄養もあるので加熱=栄養大損というわけではないです!

ここでは逃しにくい調理法や加熱することのメリットも紹介するのでぜひ最後まで見てくださいね。

キャベツの栄養を逃しにくい調理法3つ

蒸す

蒸すことでキャベツのビタミンCなどの熱に弱い栄養素を最大限たもつことができます。

ただ、100℃で蒸すと茹で調理並みにビタミンCは減ってしまうので注意。50℃くらいの低温で蒸しましょう。

生で食べる

生で食べることで、キャベツに含まれるビタミンやカリウムをそのまま摂取できます。
生より塩もみしてカサを減らせば量を多く食べることができるので効率よく栄養を摂取することができますよ。

ただし、水にさらすと水溶性のビタミンは流れてしまうので水を使うのはおすすめしません!
もし、水でさらすのあればすぐ水からあげてビタミンが流れるのを防ぎましょう 

炒める

炒めることで脂溶性ビタミン(ビタミンKなど)の吸収がUPします。
加熱調理するなら油炒めがベスト!
ただ、水溶性ビタミン(ビタミンCなど)は加熱することで減ってしまいます。

番外編

スープや味噌汁なら汁ごと食べるので溶け出した水溶性ビタミンも無駄なくとることができます。

我が家も味噌汁やスープを作る時は野菜を山盛り入れ、豆腐やお揚げなどのたんぱく質を足してそのスープを飲めば栄養をとれる完全食のようにして作ります。

加熱調理のメリット

消化吸収の向上

加熱することで、キャベツの繊維が柔らかくなり、消化しやすくなります。これにより、胃腸への負担が軽減され、特に消化が苦手な人にとっては食べやすくなります。

ビタミンKや食物繊維の安定化

ビタミンKや食物繊維は加熱によっても安定して残る栄養素です。これらは骨の健康や血液凝固に重要であり、加熱調理後も十分に摂取することができます。

食材の甘みや旨みの引き出し

加熱するとキャベツの細胞壁が壊れ、自然な甘みや旨みが引き出されます。特に炒め物や蒸し料理でこの効果が顕著であり、キャベツの味わいをより楽しむことができます。

殺菌効果

加熱することで、キャベツに付着している細菌や寄生虫が殺菌されるため、食品衛生の観点からも安全性が向上します。特にサラダなどで生で食べる場合に比べて、安心して食べることができます。

量を減らして食べやすくする

キャベツは加熱することで体積が減少し、同じ量でも多くのキャベツを食べやすくなります。これにより、たくさんのキャベツを摂取でき、結果的により多くの栄養を摂ることができます。

加熱調理のデメリットは減ってしまう栄養があること。

おすすめの調理法

生で食べること・油で炒めること

生で食べるメリットは水溶性ビタミンが減ることなくとれる。キャベツの消化パワーは生の状態が1番活性化する。

油で炒めるメリットは上記でもあげた通り脂溶性ビタミンの吸収がUPする。ポリフェノール由来の抗酸化機能は炒めることで増加するなどです。

減ってしまう栄養もありますが増加する栄養もあるので油炒めはおすすめです。

結論

キャベツは摂取したい栄養によって調理法を変える方法がいい

まとめ

  • キャベツの栄養を逃しにくい調理法3つ
    蒸す・生で食べる・炒める
  • 加熱調理のメリット
    消化吸収の向上・ビタミンKや食物繊維の安定化・食材の甘みや旨みの引き出し・殺菌効果・量を減らして食べやすくする
  • おすすめの調理法
    生で食べる・炒める

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